アルパイにチャンスを

開幕3戦で退場2度…浦和アルパイ解雇へ

大分戦(2日)で開始3分で退場した浦和DFアルパイ(31)が3日、解雇される可能性が高くなった。
(中略)
犬飼社長は「オレが監督なら試合中に自分の感情を抑えられないような選手は使わない。契約は今年いっぱいまでだが契約期間は関係ない」。ブッフバルト監督は「フロントと話し合って最終決定する。彼は、私ではなくクラブと契約しているわけだから」と、契約破棄とも取れる発言。
(中略)
今回の事態を重くみた中村強化部長は「5日に監督と話し合って決める。大きな問題です」。

http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-050404-0003.html

エエエエエエエーーーーーーーーーーーッッッ。
ちょっとちょっと、いきなりこんな事態になっちゃってるとは……。新聞報道に関しては、年末〜年始にかけて振り回された苦い経験を思い出すと、鵜呑みにはしたくないんだけど……「2試合出場停止+場合によっては罰金」とか、そんな感じかな?と思ってたので。
ギド、社長、落ち着いて。怪我人が多く不安定なチームの状態や、あの試合でのほかのジャッジがどうだったかを鑑みて、短絡的な決断を下されないよう望みます。というか、社長はこういうことを軽々しく発言しない方がよかったのでは……。
アルパイ、納得いかない部分も多々あるだろうけど、まずは大事な試合でチームメイトに迷惑をかけたことを素直に謝って、今後のプレーで失った信頼を取り戻してください。
レッズの選手たち、頭に来るのは無理もないけど、母国語の通じないアルパイとのコミュニケーションの取り方やフォローの仕方など、改めて見直す部分があるのではないかと思います(現場にいるわけでもないのに偉そうでスミマセン)。これを乗り越えて、チームの結束力をより強めてください。


私は、アルパイがレッズのユニを着てピッチに戻ってきてくれることを信じている。
カードコレクターではあるけど、アルパイが来てくれたことによってDFラインが安定したのは確かだと思うし、2ndステージ優勝の原動力にもなってくれた。
試合前、サポーターに向かって「まかせとけ!」と言わんばかりに胸のエンブレムを叩く姿、天皇杯で、肋骨にひびが入っているのに日本に残って必死に戦ってくれた姿、今年始めに移籍報道の噂が出た時、「僕はいつまでもここにいるよ」と言ってくれたこと……。
アルパイのそれらの行動に対して、どんなに頼もしく、嬉しく感じたことか。
明日の話し合いで処分が決定するとのこと。アルパイにとって、レッズにとって最良の結論が出されることを願うばかり。ああ、仕事が手につかない……。