駒場ホーム側SB席と日立台ML席

先のエントリーに書いた、レイソル-グランパス戦で「悲しくなった」理由について。ジュビロ戦が迫ってるのに、いつまでも引っ張るのはよくないと思うけど、気持ちの切り替えを兼ねて書いておこう。

日立台で私が座ったML席は、メインスタンドのホーム側指定席。ホームゴール裏に隣接していて、位置付け的には、駒場のSB席ホーム側と似たような感じだと思う。どちらも指定で2番目に安い席だし、コールリーダーの声や応援、太鼓がよく聞こえる。なので私は、レッズ戦、レイソル戦と、立て続けに同じような席に座ったことになる。

なのにこの雰囲気の違いはいったい……。ML席のレイソルサポは、コールリーダーの「指定席の皆さんも〜」という呼びかけを受け(受けなくとも?)、多くの人がコールやチャントに合わせて手拍子をしていた。試合中もずっとしてた訳ではないけど、自分ができる方法で応援に参加しようとしている人が多いことが感じられて、とてもいい空気が流れていた(試合終了後以外は)。
それに対して、クルヴァの真上だというのに手拍子のひとつもせず、一部文句やら野次ばかり垂れ流していたSB席のレッズサポ。なんで試合開始前からあんな風にシラ〜ッとしてるんだろう。
一昨日のエントリーの後半に書いたことを蒸し返すようだけど、両者のあまりの違いに、レッズサポとして心底悲しくなってしまったのだった。成績的には同じくらいなのに。
私の隣は、玉田の一挙手一投足に「キャッ」って感じで反応する女子2人だったけど、ネチネチと文句を聞かされるよりは100倍マシだよ。で、ML席にも文句垂れの人はいたけど、その人は時折コールやチャントに参加してたし、選手がいいプレーをした時は「いいよいいよ〜」と言っていた。まあ、先日の前半のレッズに「いいよいいよ〜」的プレーがなかったと言われればそれまでだけど(汗)。

日立台駒場の構造上の違いもあるし、レッズとレイソルのゴール裏のスタンスの違いも大きいだろうとは思う。レッズのコールリーダーは「行くぜ! おまえらついて来いよ!」系で、「皆さんご一緒に○○しましょう」的なレイソルのコールリーダー*1に比べると、ゴール裏以外の人を巻き込みにくい、または年輩の人などに反感を買いやすいのかな、という気がしないでもない。ゴール裏の雰囲気が苦手で指定席に移った人もいるのだろうし。
でもな〜、チームにどうしても勝って欲しい時は、コールリーダーに煽られなくても、思わず応援してしまうもんじゃないかって思うんだけどな〜。考え方の違いかな。私もSB席に座った時は、結局小声チャント&手拍子しかできなかったので、エラソーなことは言えないんだけど。

SB席の住人で、最近の状況を改善していこうと書かれている方がいらっしゃるのは心強い。
とにかく、スタジアム全体が、自発的+自分のできる方法で選手をサポートしようとする雰囲気になればいいな〜と思う。CS第2戦の時はできたはず。チームが強かったあの時よりも、弱っている今だからこそ、ですよ。私も頑張ろう。

*1:去年の千葉ダービーで初めて日立台に行った時、AL席に座ってかなり驚いた。丁寧語だったので。レッズのコールリーダーの檄に慣れてたからなぁ