2005J1リーグ第19節 浦和レッズ○2-1●FC東京@埼玉スタジアム

「相性が悪い」「苦手」などと言われてるけど、私が観た5戦*1は3勝2敗で、そう腰の引ける相手でもないんじゃないかな〜とも思う瓦斯相手のリーグ再開試合。まぁ、負けるとめちゃめちゃ気分が悪い相手ではある。
瓦斯って一時期のどん底状態から脱して、調子を上げてきてるとかいうし、やだなぁ。うわー、4バックは加地ジャーン茂庭金沢って、たぶんベストメンバーじゃん。ますますやだよ。……などと試合前には思っていた(←腰引けてるじゃん>自分)。


開始わずか5分、ササに何だかよく判らないうちに点を入れられた時は唖然。こういうのを「事故みたいな失点」って言うんだろうか。その後、いつもの瓦斯らしく守備を固められた。
これまでのレッズだったら、一本調子に攻め立てる→ゴール前に集結した瓦斯選手に跳ね返されるor土肥にセーブされる→(以下50回繰り返し)という展開になる場合が多かったような。実際、前半の途中くらいまではそうなりかけてた気がする。でも、今日のレッズはそれでは終わらなかった!
中盤で長谷部や啓太がボールを奪取できるようになり、そこでポンテ劇場の開始ですよ。
一番観たかった永井のゴール! お膳立てはポンテ。
瓦斯の選手がわらわらと寄せてきても、ボールをキープできるポンテ。
うっとりするような見事な逆転ミドルシュート、打ったのはポンテ。
試合前のコメントで「相手サポーターは素晴らしいと聞いているが」と瓦斯サポを一瞬持ち上げながら、「でもうちのサポーターの方がすごいと思う」と落とすwポンテ。
それ以外にもシュートを打つわナイスなスルーパスを出すわいい位置にいるわで、埼スタにいたレッズサポ全員があなたに酔いしれました。もう○瀬とか藤○とかどーでもいいよ。レッズに来てくれて本当にありがとう。
VA!MOS!PONTE!!
(後半ロスタイムに担架で運ばれてたけど、足、大丈夫かな……と思ったら大丈夫みたいで安心)


前半半ば頃〜後半途中までは、本当に観ててワクワクした。長谷部、ポンテ、永井、トミーらのパスがポンポンとつながって、選手の動きに連動性があって、なんかこう、得点の美味しい香りがプンプンするというか……。土肥の悪セーブ(=瓦斯にとっては好セーブ)がなければ、

長谷部「正直、5点くらい入ってもおかしくなかった」(from「オーレ!ニッポン」。以下同)

って感じだった。
後半、ササout石川inになってから、瓦斯が息を吹き返して猛攻を仕掛けてきたけど、エスパルス戦などで培った粘り強い守備でしのげたのもよかった。でも、石川のバー直撃シュートにはすんごい肝を冷やしたなぁ……。

永井「ポンテとマリッチの加入で攻撃のバリエーションが増えた。今まではスピード勝負、槍みたいだったが、いいアクセントになって、チームにとってプラスになっている」

これこれ。ほんと、今日はその様を生で確認できてよかった〜。慢心はイカンと思いつつ、去年の2ndの再現も夢ではないかも、と期待を抱いてしまうよ。これで達也が復帰したらどうなるんだろう。興奮しすぎて鼻血出すかも。


あ、トミーは枠内シュートを打ったりしてたけど、まだまだかな。自分で仕掛けて行くタイプではないみたいだし、まぁフィットするのを気長に待とうと思う。あんまり焦らないで欲しい。あと、コールが「トミー」ではなく「マーリッチ! マーリッチ!」なのも気にしないで欲しい(笑・個人的にはカッコいいコールだと思う)。


今日は約2ヵ月ぶりに北ゴール裏に戻った。リーグ再開&瓦斯戦ってことで混みそうな気配がして、キックオフ5時間半前から待機列に並んだ(当日抽選には間に合わず)。スポーツドリンクが嫌いな私だけど、熱中症防止のため、試合中に飲むお茶3本とは別にポカリを2.5リットル持参。タオル数枚やヒヤロンも用意した。
待機列は前の方で炎天下だったものの、14時まで北門内のコンコースが開放されていて、直射日光の当たらない場所で寝ることができた。おかげでヒヤロン出番なし、運営の人GJ。14時以降も、芝生なんかが日陰になっていて、実際に日なたにいたのは30分程度だった。あとはvodafoneブースを覗きに行って、アウェイユニ型ケータイクリーナー(背番号は友ちゃん)をもらったり。そんな感じで、またもや「並びを一手に担って後半開始直前まで一人」という最悪パターンだったけど、思ったよりは楽に過ごせたかも。


キックオフ前、ROSSO BIANCO NEROの方(?)が、vodafoneの新しいデカ旗を出すので云々、と説明に回ってきた。「ウォーリアー」を叫んでいる時、下からスルスルとデカ旗が上がってきて、続いて「アレ浦和」を歌っている時、今度はもっと薄い素材のデカ旗が降りてきた。中にいたので、どんなデザインのデカ旗か判らなかったのだけど、まずPAJEROユニ、次にvodafoneユニだったそうで……。試合終了後、下の方で17番ユニが横移動してた。


今日のアフターバーは三菱のトラックがステージになってて、ゲストに水内さんが来てた。なんでも「俺、鈴木隆行と話したんですよ、『鹿島の優勝はどうなの?』って」だそうで、「そしたらあいつは『レッズとマリノス次第』って言ってましたよ。やっぱり意識してるんですね」とか(つーか師匠よ、ガンバの立場は……)。
そしてなんと、開始時からの公約通りギドが登場!(あと社長も) ギドの「カン、パイ」で盛り上がった。またレッズが勝って、来てくれるといいなぁ。

●この日の瓦斯サポの応援

開門1時間前には、サポの待機列が南門から見えるところまで伸びていて、「おー来てる来てる」って感じ。勿論、Aビジターエリアも大幅に広げられていた*2

  • ダンマクは、青赤の字にラフな手書き文字の「SOY DE TOKYO」(サイズが大きいからか文字部分ほとんど見えず)、「NAO GOAL魅せつけて!」なんかが最前列に張られ、ゲートの上に「FANTASISTA憂太」、黄色い地に青赤文字の「威風堂々 土肥洋一」など。
  • 最上段には「走れ!加地亮」「LUCAS」「We never let you walk alone. #10415.」ほか。壁に並べて張ってあった「宮沢正史」「栗澤僚一」は布地、サイズ、書体とも全く一緒で、双子みたいだった。
  • 青赤パラソルが最前列に1ヶ置かれてたけど、キックオフ前以外、回してるのを見かけなかったような。
  • ゲーフラはいつも沢山出されてて、ネタ系っぽいことが書かれてるとおぼしきものも散見されるんだけど、こちら側には文字が全く見えないのが残念。目立ってたのは、青赤文字で「SA★SA」と書かれたものと、白い布に黒字で「尽」と書かれたお習字風のもの。
  • ユルネバは歌ってたのかな。
  • 私の好きな「La EDOGAWA」(♪たーたーかーえー! 俺の東京〜)も歌ってたのかな。
  • 聞いたことがないチャントが……と思ったら、「コーヒールンバ」だった。マリノスみたいだ*3。ただいま推進期間中なのか、何度も何度も歌っていた。♪アレアレアレ アレアレ トウキョ〜ウ、という出だしだったような気がするけど、結構早口のチャントだったので、それ以降の歌詞は聞き取れず。
  • ♪おお 俺の東京 今日も行こうぜ勝利目指し〜(これ好き)、♪バモス東京〜×2 バモバモス東京〜×2、♪オーーー原東京ーーーー、♪楽しみーやこ 恋のみーやこetc.、おなじみのチャントはひと通り歌ってたような。
  • 「ワッショ〜イ」とか聞こえる、ちょっと不気味なコールがあった。ちょうど山田が倒れてる時に執拗にやってたので、正直嫌だった……近くの人も「うるせーよ!」と怒ってたし。
  • 声は相変わらずよく出てるけど、若干パワーが落ちてた気が。
  • Aビジターエリア全員(たぶん)が立ち上がってたのは4チーム目*4かな。元気に飛び跳ねてる中心部が、通路の前段と後段にまたがってるのは珍しいと思った(コアサポ→後段、着席まったりサポ→前段というパターンが多いので)。


(過去の瓦斯サポの応援に関するエントリ)
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20050416
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20041219
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20041103
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20040923

●頭ぐるぐるコール&チャント

「♪ナナナナーナーナナナナ、石川ナーオー ナナナナーナーナナナナ、ナーオーゴール」

なんか久々に聞いた気がする。

「規郎!規郎!規郎!」

タイコのリズムが「ドンドンドン」と早めで、たたみかけるような印象のコールだった。

*1:2004年1st、2nd、ナビ決勝、天皇杯準々決勝、今年の4月

*2:にもかかわらず、レッズの運営にケチをつけてる書き込みをどっかで見かけたけど、上の方に空席あったじゃん。それを言うなら、味スタのG1アウェーエリアの狭さは何?って感じだよ

*3:まあマリノスのは、一度もちゃんと聞こえたことがない訳だが

*4:アントラーズアルビレックスエスパルスに続いて