2006J1リーグ第2節 浦和レッズ○3-1●ジュビロ磐田＠埼玉スタジアム
万博には行けなかったので、今年初のリーグ参戦。抑えきれないワクワク感、キックオフが近づくにつれて募る緊張感。
前半途中までの出来や気の抜けたような失点を見ると、楽観視できる内容とは言えないかもしれないけれど、ホーム開幕戦を勝利で飾れて本当によかった！
気持ちよく晴れた気候、沢山入った観客*1、自チームの選手が3点も決めた勝ち試合。それだけで幸せだった。ということで箇条書きで。
- 選手入場直前、オーロラビジョンに映った飯田産業ユニ。雑誌などで見慣れたからかｗそれほどインパクトはなかったなぁ。川口はやっぱり超似合ってると思った。
- が、黄色い都築には皆動揺し、軽いざわめきが。あの色合いはレイソルみたいだし、工事現場の看板みたいでもある。
- 「暢久がピッチに入ったらシートを挙げる」と言われてたビジュアルサポート。メインとバック、南は赤と白のストライプに染まった。北は？とオーロラビジョンをチラ見したら、真っ赤な地に白文字で「COME ON URAWA」のメッセージが浮かび上がっていて、赤いシートを掲げながらもおお！と感動。南にいたというOさんご夫妻に「あれ、鳥肌立ったよ〜」と後で言われた。
- 名波、西、ゴン、人間力などなど、激しいブーイング対象の多いジュビロ。でもジンギュに対してだけは温かい拍手が送られていた（笑）*2。
- そのジュビロは報道通り4バック（服部、ジンギュ、田中(ま)、鈴木(ひ)）＆カレンの1トップ。ジュビロの4バックなんて初めて見た。
- レッズはいつものメンバーに変わらぬシステム。
- 「URAWA REDS We Love You」→「大脱走」でキックオフ。
- 前半からレッズはまたもや間延びモードで、必死に応援しつつも首を傾げてしまうことしばしば。うーん……。
- そしていつものジュビロ戦らしく、コロコロ転がる飯田選手たちに苛立ちを覚える。名波や服部って、そんなに当たりに弱いの？ カレン、菊池といった若手に着々と寝技が継承されてるのも気になる。
- でも、サイドチェンジが見られたので「しばらく我慢すればイケるかも」とも思った。私が見た限り、大きなサイドチェンジがある試合はだいたい勝つのだ。
- そして、ジュビロがガンバほど怖くない。危険なシュートを撃たれて「くぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ；」となることが、1回くらいしかなかったような。
- ゼロックスの時もちょっと感じたけど、啓太が本当に頼もしい。去年の終盤は調子が悪いのかな？と感じた時もあったものの、今は完全に復調していて、ジュビロの攻撃の火種をビシビシと潰し、獅子奮迅の活躍。あまり惜しくないミドル（笑）も撃ってたけど、去年同様、だんだん枠を捉えるようになってくるかと。個人的に今日のMIPは啓太。
- もうひとりの個人的MIPはアレ。鈴木(ひ)を完全に抑え込み、キレキレの攻撃を仕掛ける。代表厨の奴らは知らないだろうけど、私たちはよーく知っている、輝くアレがそこにいた。
- 坪井がオフサイドを取られるという珍しい場面がｗ
- 前半途中、いきなり動きがよくなり始めて「？？」と思ったら、伸二と長谷部がポジションを入れ替わっていたのだった。しばらく気がつかなかった……。
- ジュビロDFを上手くかわす長谷部に興奮していたら、いいクロスを入れて、そこに闘莉王が身体ごと飛び込んでゴール！ これで流れがレッズに傾いた。
- 直接FK、アレとシトンがキッカーのポジションにいるのを見て、「これは蹴るのはアレだな。頼むよアレ！」と念じていたら、見事に決まった！ ピョーンと大きく跳ねて喜びを表現してるのがアレらしい（オーロラビジョンで見たら投げキスも！）。
- 「あと1点くらい入れて欲しいな」と思いながら前半終了。
- 後半に入ると、前半よりさらに動きがよくなっていた感じ。ボールを奪えるようになり、小気味よくパスが回る。と同時に、ぶつかり合いも激しくなって、カードを出される頻度が増え始める。
- シトンの見事な胸トラップを見て、「ほんの4ヵ月前は、シトンにいいボールが入りかけて『ギャー！』って焦ってたのになぁ」と感慨を覚える（そのヴェルディ戦の時とほぼ同じ位置でボールを受けてたので）。シトンは、DF数人を引き付ける動きが目を引く。あと、頭より足元の選手なのかなーと感じつつある。
- ゼロックスの時と違い、周りの人がもれなく声を出してくれていたおかげで、シトンチャント、シトンコールはすんなりできた。「♪バーモースワシントンフェズゴール」と一気に歌うのね。ただ「ワシントン！（×××）」コールは座りが悪く、ちょっと苦笑が起きていた。「シトン！（×××）」でいいんじゃないのかなぁ。
- 伸二がボールにからめてないのが気になるところ。しかも今日でカードは2枚目。ただ「おぉーう」とため息が漏れるようなプレーが必ず数回はあるので、今後周りと連係が取れることを楽しみに待ちます。
- 新外国人の25番（ファブリシオ）。啓太を引っぱたくわ（主審、気づけよ！）、自分でファウルを犯して自分でブチ切れるわ、何だあれ？ 「ブラジルの戸田」「ブラジルの福西」という風評を聞いてたけど、確かに。
- シトンが落とし、川口と茶野の間に転がったボールをすかさずかっさらうロビー。隣の彼が「ロビー！」と叫んだ途端、無人のゴールにボールを流し込んでいた。3点目！！！
- その後、でっかいシトンと小柄なロビーがギュッと抱擁している図は、まるで5年ぶりに再会した兄と弟みたいだった。
- 「6」の交代ボードとともにライン際で待つ平川の姿に「ヒラ来るぞ」の声が。その直後、何があったのかアレが向こう側で倒れ、×印が出されたので青くなる。急遽ヤマではなくアレとの交代に変更。こういうアクシデントの時、両サイドできる平川の存在は心強い。そして元気そうだったので嬉しかった。
- その後、今度こそ「6」の交代ボードとともに相馬が待機。「相馬だ！」「ついに来た！」との声があちこちで挙がる。ヤマと代わってピッチに登場した相馬に対して、大歓声＆大拍手が。
この時点で3-0だったからだと思うけど、ホーム開幕戦でデビューできてよかったね！ この交代に伴ってヒラは右サイドへ。 - その相馬、何度かドリブル突破を試みては倒されて止められ、咆哮して悔しがっていた。ヴェルディ時代同様、前へ仕掛ける意識の高さを改めて感じた。でも、守備は淡白なのね。「今のままだと、守備を犠牲にして超攻撃的に行く時か、今日みたいに点差がついた時しか出番がなさそうだね」とは彼の弁。同意。
- さらに伸二と代わって黒部も登場。時間短く評価なし（←エルゴラ風）。シトンとの2トップがどんな感じかとか、ちょっと今日だけでは判らなかったかな。
- 最初の頃の動きのよさが影を潜め、何だか皆安心しきっちゃってる感じだな〜と思った頃、奮起を促すためか「アレ浦和」が始まる。が、これを歌い始めてしばらくして失点orz 「PRIDE OF URAWA」を歌い始めて失点、と同じくらいがっくり来た。リプレイで見たら、点を決めたのは茶野だったのだけど（自作自演ってことかい）、誰もついてなかった……頼むよ。
- 終盤は完全にジュビロペースになり、「頼むから早く終わってくれ〜」と思いながら「GO WEST」を歌っていた。終了少し前のジュビロのFK、ゴール前のいい位置にジンギュがボールをセットした時は、卒倒しそうなほどドキドキした。壁に跳ね返されてたけど。
- 無事試合終了。今日のヒーローインタビューは、伸びた後ろ髪が気になる闘莉王だった。
- 挨拶に来た選手たちがメインに向かって歩いて行く時、相馬だけがゴールポストとスタンドの間を歩いていた（サポと触れ合いたかったのかなｗ）。そして引っ込む寸前の相馬コールにしっかり反応し、振り返って手を振ってくれた。相馬かわいいよ相馬。
- 元旦以来の「We are Diamonds」、めちゃめちゃ気持ちよかった！ マフラーの波の間から、メインやバックの多くの人たちもマフラーを掲げて歌ってるのを見るのが大好き。
- 寝ぼすけで、いつもはキックオフ1時間前到着なこともザラな私たち。でも今日は6万人超えらしいという報道に焦り、4:45起床→8:00前にスタジアムに行って当日抽選に参加した。去年4月のガンバ戦以来2度目なのだけど、その時くじ引きをやってくれた彼曰く「人数が倍くらい違う」そうな。
- 当日抽選の列、「お客様同士で番号を確認してください」と貼り紙があるだけで、係員がきちんと番号順に並ばせる訳ではなかった。随分いい加減なんじゃ……。くじの番号を渡して順番どおりに入るのかと思ったらそれもなし。マルチも多いみたいだったし、何だかなぁ。
- 今日はビジュアルサポート準備のお手伝いをさせていただいた。主にメインやバックのロアー前段で、赤や白のシートをくるくる巻いてカップホルダーに挿していく作業。ガラーンとしたスタンドにお手伝い部隊が三々五々散っていくさまは、ありんこが移動してるみたいだった。
- その後彼と2人で群れから離れ、カップホルダーのない席を見つけてせっせとシートを置いていく作業をやってたけど、残念ながら撤収時間までに配り終えられず。ホルダーから落ちにくい巻き方なども覚えたので、機会があったら……というか早起きできたら（爆）またお手伝いさせてください。
- 今日のMDCはチームの集合写真。それと、サッカーズ×totoの選手名鑑、vodafone×REDSのビニールバッグなどなど入場時の配布物が多く、皆落っことしそうになりながらダッシュしていた。Jリーグノートの方がよかったなんて言わないよ絶対。
- 今日新発売だったという「外連味なく弁当2」。中身がうなぎごはんとトマト味パスタ、わさび漬け（ジュビロ戦にちなんで）その他って……
めちゃくちゃなかなり斬新な取り合わせだ。でも1回食べてみたい。 - 国内初お目見え（？）の動く広告は、以前からある回転広告の後ろに設置されていた。vodafoneと三菱自動車の登場率が高いのは当然として、意外と頻繁に登場してたのはファミリー引越しセンター。しかも何パターンかあって、ちっこい大将が20人以上ズラッと並んでぴょこぴょこしてる変なCGは笑った。ルフトハンザ航空、「桃太郎便」（丸和運輸機関）はいつのまにかパートナーになっていただいてたのかー。
- が、動く広告のせいで選手の集中力が途切れてしまわないか気になる。「桃太郎便、か……」→裏を取られる→あわてる→失点、みたいな。日立台に小型ビジョンが設置された時、レイソルの中澤が「DFは暇なので結構（ビジョンを）見てたりもしますよ」とか言ってたし。まあ、うちの選手は「暇」ってことはないと思うけど。
●この日のジュビロサポの応援
通常サイズのAビジターエリアにぎっちり入っていた。行きも帰りも全然遭遇しなかったので、飯田産業ユニを着てるサポがいたのか否かは判らず。
- ダンマクは最前列に「炸裂 服部」「能活」、最上段に「太田吉彰」、ゲートの上に「魂」、メイン寄りの壁に「福西」「秀人」など。
- メイン寄りの壁に張られた、水色のスパイダーマンのイラストが印象的だった。
- 最前列にキットカット旗が4本ほど。それと、水色と白、黒のモンドリアン風デザインのフラッグもあったけど、近くにいた人が「あれじゃフロンターレじゃね？」と言っていた。
- 中心部が前段に移動していた。
- ジュビロのチャントで一番印象的な「♪アーレーアーレー アレア磐田アレー」、今日も何度も何度も歌っていた。
- あと「♪アレアレオーアレー」や「♪フォッツァッジュッビロ オーレバンバン」（←聞こえたまま表記*3）も。
- コールリーダーの「ジュビ〜ロいわとぅァ！」というリードが風に乗って聞こえてきて、その巻き舌気味の男声に苦笑していた人多し（別にヘンって訳ではないんだけど……）。
- でもコールリーダーが勇ましい大声なのに、後に続く声が……。それなりに人数はいるのにねぇ。
- が、ゴン投入後の「なっかっやま！ なっかっやま！」コール、「♪オー中山 中山 中山ゴンゴール」はかなり大きな声。やっぱりゴンの応援の時は声量が2割増になるような……
- 田中まのコールが「♪たなーかまーこ」だと初めて知った。「♪やなーぎさーわ」と同じ節回し。
- 太田弟のコールが「吉彰、オレ！」だと初めて知った。
（過去のジュビロサポの応援に関するエントリ）
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20051126/p1
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20050428/p1
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20041225/p1
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20040829/p1
