ナビスコカップ予選リーグ第1戦 浦和レッズ○2-0●FC東京@駒場スタジアム

今年は何回入れるのかなぁと思っていた駒場。幸いにもまた親切な方と巡り合い、日惨でチケットを譲り受けて参戦。改めてありがとうございました。
私みたいな新参サポにとっては埼スタの方が馴染み深いけれど、レッズを好きになってからの数試合は駒場参戦だったので、また別の思い入れがある。コールリーダーが「ここでしょっぱい試合はできねぇよな!」と言ってたけど、去年はしょっぱい試合ばかりだったので、まずは今日勝って「駒場=鬼門」説を吹き飛ばしたい、と思っていた。


2-0の完封勝ちで、結果そのものは全然しょっぱくはなかった。勝てて本当によかった。
でも試合終了の少し前、勝利を確信して「GO WEST」の手拍子もゆっくりになった頃。シトンがいきなり腰の辺りを押さえて、その場にクターッと崩れ落ちた。ロビーが駆け寄り、近くにいたジャーンがびっくりして、手を挙げて担架を呼んでいた(ありがとう。いい人だ>ジャーン)。チャントは止まり、シトンコールを少しした後静まり返るゴール裏。シトンは担架にのせられて、そのまま運ばれて行ってしまった(涙)。なんでエースが立て続けに駒場で怪我をしてしまうんだろう。シトンの怪我が軽傷であることを願うとともに、次のアビスパ戦では、こんなことになりませんようにと祈るばかり。
そういえば、試合が始まってすぐ、瓦斯が馬場→栗澤にメンバーチェンジしてたけど、こちらも怪我だろうか。お大事に。


今日は今季初の一人参戦。18:00過ぎに駒場に着き、ウッチー表紙のMDP(さすが!な人選)を買って黒部のMDCを受け取り、東の階段のいつもの場所に陣取った。さて、とケータイを取り出してスタメンを確認した時は、本当にびっくりした。
坪井の代わりにウッチー、長谷部の代わりに酒井というのは予想通りだった。サイドは、左が相馬なら右は平川、右が岡野なら左は平川かな、と予想していたら、左:相馬、右:岡野と、一番攻撃的な組み合わせ。なるほど、そう来たか……。さらに前線は、伸二のところに赤星が入るのかな〜と思ったら、なんとセルがいきなりスタメンで、シトンと2トップ! これを予想できた人はいないのでは。達也が戻って、ポスト系+ドリブラー系の2トップになった時のことを想定してたのかな。
GKも都築ではなく山岸。ギシほどの選手がずーっとサブじゃ勿体なさすぎだもんね。サブには順大。さらに萌&赤星は勿論、中村や小池といった超フレッシュな面々がベンチに。うーん、楽しみ楽しみ。
ゴール裏のサポートは「ララ浦和」で始まり、選手入場の時、バックスタンド中央に白のデカ旗が下りていた。


試合に関しては、瓦斯への苦手意識は以前ほどではなくなったものの、やっぱり我慢を強いられる展開になるんだな〜と実感。こちらのスタメンが大幅に変わったせいもあるのかもしれないけれど。
前半はバタバタ&膠着状態→終盤は押され気味になっていき、個人的にはギドが言うように「前半はゲームを支配した」って感じはしなかったなぁ。
今野や伊野波の粘着マークぶりは、「ホモ痴漢ディフェンス」という言葉が頭をよぎったほどで、シトンやロビー、セルがなかなか自由にさせてもらえていなかった。あと、瓦斯は危険な(文字通りの意味ね)タックルが多くて、主審はいくらなんでも流しすぎじゃないかとも思った。
後半はさらに瓦斯に押し込まれ、バシバシとシュートを撃たれていた。でも、枠内に飛んでギリギリのところでセーブする場面も結構あったのに、今日は何故か「うわああぁぁあ」と思ったりとか、肝を冷やすとかいうことは一切なかった。なんでだろう?
とにかく先制点を頼む、と思っていた時、シトンが落としたボールをセルがシュート、決まった! ギドのところに一目散に駆けて行って飛びつくセルが愛らしすぎ。初ゴールおめでとう!!
それでも流れはレッズの方に傾かず、1-0で終わるのかな〜と思っていたロスタイム。ロビーのシュートのこぼれ球から酒井がゴール! 回転式広告の前まで走ってきて、ゴール裏に向かって控えめに両手を挙げて喜ぶ友ちゃんが可愛すぎ。セルと友ちゃん、普段なかなか出場機会のない2人が結果を出してくれたことは、何よりも嬉しかった。今日はこの2人のゴールでごはん6杯はイケる。
今日みたいに押されっぱなしの試合展開の中、隙を突いてきっちりとゴールを決め、勝てるようになったのが嬉しい。それもいつもとは違うメンバーで。


今日も啓太はキレキレで、ラインを割りそうなボールに向かってホリ(?)を追い抜きながら猛然とダッシュし、前線にパスを送った姿に萌えた。
岡野は右サイドを何度も駆け上がり、よいクロスを上げていた。右からの攻撃が多かったような気がするなぁ。特に前半は、瓦斯の左SB・鈴木規郎に完勝。ノリカルにさせず、ただののりおのまま終わらせてたのはよかった! 後半のサポートは岡野チャントからだった。試合後コメントの第一声が「楽しかったぁ」だったようで、楽しんでサッカーできて何より。
赤星は試合の流れに上手くのれてないような感じだったけど、1本だけ惜しいシュートを撃ってた。あと、萌とはやっぱり合うのかも。次回ナビスコには赤星ユニを着て行くから、出番をもらえるよう頑張れ!
そして、初スタメンだった相馬。以前より守備意識はさらに高くなっているようで、バックラインで粘って徳永のクロスをクリアする場面あり。でもやっぱり守備がどうにも淡白で、「もっとしっかりプレスをかけれ!」と思ったりした。ドリブルで積極的に仕掛けようとするのはいいんだけど、あっさりボールを奪われちゃうというか、相手にプレーを読まれて先回りされちゃってる感じ。個人的にドリブラーは大好きなんだけど、アレの壁はまだまだ高いぞ。栄養バランスがいい食事を作って食べて精進してください。


ヒーローインタビューはセル。勝利のチャントが始まってたけど、皆で記念すべき初インタビューを聞こうってことで、コールリーダーが途中で止めていた(粋な計らいだな〜)。久保を多少饒舌にしたかのような(笑)初々しい受け答えに、ゴール裏の皆もニコニコ顔。天皇杯決勝の時にちょっとお披露目してた、「セール!セール!セール!(×××)」コール、今日は何度も何度もやった。
そういえば、ハーフタイムと試合終了後、クルヴァの中心部で青赤に塗られたチキン(雑貨屋でたまに見かけるゴム製のクタッとしたやつ)が逆さ吊りにされてるのを見た。個人的にこういうのは結構好きだったりする。



●この日の瓦斯サポの応援

さすがに出島は満杯。でも青赤に染まってる感じがしなかったのは、レプリカ派が少なく、私服にマフラーだけとか、ボンボネーラほかオリジナルTシャツとかの人が多いからなのかな。

  • ダンマクは、他チームみたいに選手名やメッセージが見えるような張り方ではなく、青赤カラーの大きいサイズのものを数枚重ね張りして、出島前面を広範囲に覆ってる感じだった。一応「TORCIDA」とかいろいろ書かれてたみたいだけど、文字を見せるような張り方をしてなかったのでよく判らず。そして真ん中には「東京イケイケ団」。
  • 選手個人ダンマクが少なく、一番右に「徳永悠平」、その隣辺りにササらしきイラスト+「EL MATADOR」文字入りの巨大ダンマク、一番左に「NAO 俺たちはナオを待ってるぜ!」、その下に、丸の中に「今」と書かれた小ぶりのダンマク。以上4枚だけだった。
  • 人が減ったな〜と思ったら、ゾロゾロとまとまって再入場してきていた模様。行進?
  • こちらが最初に応援を切った時に「♪おお 俺の東京 今日も行こうぜ勝利目指し〜」を歌ってるのがよく聞こえた。
  • まだササが出てない時に「♪サッサー、サッサー」をやってたのは、出る準備をしてたのが見えたからか?
  • ルーカスゴールのチャントが「♪ゴルゴルゴルゴルゴーール」と歌詞が変わってたように聞こえた。
  • 後半開始前、青白く発光するゲーフラを掲げている人がいて、ナイトゲームなのでなかなか目立ってた。よく作るなぁ。
  • ほかに歌ってたのは、「♪バモバモス東京〜」とか、阿部投入時の「人生は上々だ」など。


(過去の瓦斯サポの応援に関するエントリ)
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20050820/p1
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20050416
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20041219
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20041103
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20040923

●頭ぐるぐるコール&チャント

「♪そーれーゆーけー 俺たちの東京ーー」

初めて聞いたんだけど新曲らしい。ジュビロの「♪アーレーアーレー アレア磐田アレー」と同じメロディで、途中のタイコの「ダンダダダンダンダン」というリズムも一緒だった。個人的にジュビロのイメージが強い曲なので、不思議な感じ。