氷室冴子『クララ白書』シリーズ

この週末、頭がすっかりコバルトモードになってしまった。
コバルト=集英社コバルト文庫で、中学生の頃ハマりまくって次々に買って読んでいた。作家でいうなら氷室冴子、正本ノン、久美沙織田中雅美、あと新井素子も全冊読んだっけ。
どうしても捨てられない10冊程度を手元に残しているのだけど、そのうち
土曜:『クララ白書』『クララ白書パートII』
日曜:『なぎさボーイ』『多恵子ガール』『北里マドンナ』
という具合に氷室冴子作品を5冊ガーッと一気読みしてしまい、とっくの昔に捨ててしまったほかの作品も読みたくて読みたくてたまらなくなっている状態。
古いコバルト文庫をズラッと揃えてあったりする漫画喫茶ってないのかな〜。駆けつけますよ私。

で、女子校育ちの私は、『クララ白書』が懐かしくてねぇ。ああいう素敵な上級生に憧れたりするのが(決してレズではないのだけど、男性や共学育ちの人にはこの感覚は判らないらしい。ただし宝塚ファンは除く)。
「きらめく虹子女史」「清らなる椿姫」「奇跡の高城さん」etc.呼称も素敵。特に高城さんが我が母校にいたら、私も間違いなく惚れてただろう。この3人を主人公に据えた短編を『コバルト』で読んだような記憶がうっすらあるのだけど、あれって本に収録されたのかな?
高校生版の続編『アグネス白書』はクララほど好きではなくて、処分してしまった。でも今強烈に読みたい。ブックオフ行くか。