2ndステージ第13節 浦和レッズ vs.名古屋グランパス@駒場スタジアム(※PV)

勝てば文句なし、引き分けでもOK、負けても2位のガンバが負けなら大丈夫、という、2ndステージ優勝のかかった一戦。
サポの気合いの入り方もハンパではなく、皆寸暇を惜しんでせっせと紙吹雪を作り、普段はギリギリまで空いているメインスタンドが40分前には埋まったそうだ。朝、彼のもとには、三菱時代からのサポ・Oさんから「平常心で臨もうと思います」と、あまり平常心ではなさそうなメールが入っていた。彼の大学時代のサークル仲間で大原練習場近くに住むK嬢も、普段そんなにスタジアムには行ってないっぽいけれど、今日は駒場の外に駆けつけるという。
万全を期して“その時”を待つサポに対して、私はというと、ナビスコ決勝前後から仕事がメチャメチャ忙しく、ほとんど会社に籠城状態、机で数時間仮眠を取るような日が続いていた*1。紙吹雪作成どころか、木曜辺りにはげっそりとやつれて倒れる寸前になってしまい、前日の金曜は休みをもらって20時間近く眠り続けるという体たらくだった。
残念ながら、2ndのホームゲームで唯一チケットが取れなかった試合なので、埼スタでのパブリックビューイングに行くことにした。でも、彼は急ぎの仕事を終わらせてから、私はデパートに急ぎの(?)コスメ買いに寄ってから……と、「万全を期す」とは正反対なドタバタな感じ。スタジアムに着いたのはキックオフの10分後くらいというトホホな状態だった。

パブリックビューイングについて


PVは、北側ゴール裏とメインスタンドのホーム寄りを解放して、南側のオーロラビジョンに映し出されたNHKの試合中継を観る、という趣向だった。ゴール裏はすでに席がほとんどなかったので*2、通路に場所を確保。MDPも売られていたらしいけど、入手できず残念。前の席の家族5人連れは、全員揃って赤い卵が載ったレッドカレーを食べていた。
周りの空気が「まったりと座って戦況を見守りましょうや」的な感じだった時に備えて、一応ブランケットなんかも持参していった。でも実際は、立ってる人6:座ってる人4、くらいの割合だったので、ブランケット出番なし。立ってる人は、画面から聞こえてくる音に合わせてコールし、手を叩き、チャントを歌う。時折聞こえづらくなった時でも、自然発生的にコール&チャントが起こっていた。私も、生観戦と同様にとまではいかなくても、通常の2/3くらいの声量で応援していた。「だって、画面の向こうでしょ? 聞こえる訳ないじゃん」と笑いたい香具師は笑え。でも、皆がブーイングまで律儀にやっていたのには、私もちょっと笑ってしまったよ*3
このPV、8000人以上が入ったそうな。うーん、そんなにいたとは思わなかった。

スクリーンで観た試合は、正直、今季ワーストではないか?と思わせる内容だった。選手全員が浮き足立ってるというか、妙に焦ってる感じで、特にDF陣はボロボロだったような……。カードが乱れ飛んで荒れてたし、相手が2人も退場したのに、またもや数的優位を感じられなかった。エメがPKで1点取って、ちょっと流れが変わった?と思っても後の祭り。うーん、FCに続いてグランパスも鬼門なのかなぁ。今日はアシストだけだったけど、中村怖いよ中村。

3-2の完敗だったので、正直、「ガンバがマリノスに負けたので優勝決定!」の報が流れても、ポカ〜ン(°д°)としてしまった。周りの人とハイタッチしたり、「カンペオン」を歌ったりはしたけれど、頭の中はずーっとポカ〜ン状態。全然実感がないというか……こういうのもありなんだな〜というか……
いやでも、マリノス様、特に奥様、どうもありがとうございました。

●この日のグラサポの応援

PVだったのでよく判らなかったんだけど、出島から「U   N」のダンマクと、1stのテレビ中継の時印象深かった、赤地に黄色で「兜をかぶったドクロ」が描かれたダンマクが吊されているのは見えた。あのドクロ、結構カワイイと思うのは私だけだろうか。
チャントは、「ブラジル」のメロディで「オーオー オオオオオオオオー」と歌ってるのが耳についた。「フォルツァ!名古屋!!」の絶叫が印象深い「Yellow Submarine」は、残念ながら確認できず。

あと、ガンバの「ガンバーガンバおおさーかガンバ!」に似たコールが聞こえた気がするんだけど、詳細は判らなかった。

*1:清水戦の後も会社に行った

*2:試合の時以上に、皆隣の席に荷物置きまくってたしね

*3:必要以上にブーイングするのを好まないので