『サポタン サッカー日本代表サポーター'S英単語集』
例文がすべてサッカー日本代表&Jリーグネタという英語学習本。ハイジそのまんまによく似た「さぽみちゃん」が英語を学び、TOEIC高得点を目指しながら2006年ドイツW杯に臨む、というサイドストーリー付き。
英語はからっきしダメなうえ、TOEICを受ける気など全くない私だけど、例文を読んでるだけでも充分楽しめる。例えばこんな感じ。
・平瀬は『バーモント・カレー』の広告塔として一世を風靡した。
・アン・ジョンファンの髪型はどうみてもおばさんパーマだ。
・ベガルタ仙台のユニフォームから『カニトップ』のロゴがなくなったのは残念だ。
・ジーコのいう暑熱対策とは、サウナに入ることだった。
・中田は自分の豪華な旅行について日記に書くのが大好きだ。
彼に「こんな本を買ったよ」と見せたら、帯の例文を見た途端「ブハッ」と吹き出してた。
瓦斯サポである著者・id:taquaiさんがおっしゃっている通り、確かにFC東京、特に茂庭ネタが若干多い気はするけど*1、そんなに気になるほどではない。レッズネタも意外なほど多くて、
・アレックスは移籍後初のホームゲームを前に髪を赤く染めて気合いを入れた。
・山田暢久の容貌はつのだじろうタッチに満ちている。
・駒場スタジアムには、アウェイサポーターを囲う『出島』と呼ばれる特別な一角がある。
・浦和は去年鹿島に負けた雪辱を果たした。
・永井は三菱パジェロの安全さを身体を張って証明した*2。
などなど。それ以外のチームのネタがもっともっとあればよかったのにな〜と思う。
- マルクスは、アルビレックス新潟時代に自分のサポーターソングをCDで熱唱した。
- ジェフ市原のこじんまりとしたオフィシャルショップは、「モオノキ」と呼ばれて親しまれている。
- 横浜F・マリノスのサポーターは、ガッタス(ry
- 山田卓也のキャッチフレーズは、「エキゾチック・ターミネーター」である。
- ジュビロ磐田のサポーターは、成績不振に怒ってゴール裏に1時間半座り込んだ。
- 名古屋グランパスのマスコットは、他チームサポーターからも愛されている。
- 大黒将志の好きなアーティストは、竹内力である。
- 西澤明訓は、新しいユニフォームに襟がないことを不満に思った*3。
- 「楽勝Tシャツ」を発売した途端、ヴィッセル神戸は試合に負けた。
うーん、イマイチ本家にキレが及ばないか……。というか、「日本代表版」と「Jリーグ版」を作って欲しいな〜。