2004サントリーチャンピオンシップ第2戦 浦和レッズ vs.横浜F・マリノス＠埼玉スタジアム
ま た P K 戦 か ・ ・ ・ ・ ・
マリノスの人々がピッチにワーッと走って行った瞬間、こらえきれず嗚咽してしまった。ナビスコ決勝の時とまるっきり同じじゃん、生理的に受け付けない戦術（レッズ戦に関しては）の監督が率いてて、1人少ないチームに負けるなんて悔しすぎる、と。ただし表彰式が始まった途端涙はピタリと止まり、この悔しさを決して忘れるまいと思いながら観ていた。
「今日の90分間の結果だけ見れば1-0で勝ちじゃん！」と吹っ切れたつもりだったけど、やっぱりモヤモヤしてる……というか、「勝ったけど負け」か。「負けたけど優勝」とはまた逆な感じだなぁ。はははは（力ない笑い）
とりあえず、横浜F・マリノスの選手、監督、スタッフ、サポの皆さん、年間王者おめでとうございます。
なんというか、「経験の差」をすご〜く感じた。PK戦でのマリノスの選手たち、落ち着き払ってたもんなぁ。中澤は髪、いや神だ。ただし、勝利が決まった瞬間、呆然としているレッズゴール裏に向かって腕を振り上げて挑発した数名*1は許さん。おまえら覚えてろよ！ 奢れる者は久しからずだぞ！！ 借りはいつかきっと試合で返す！！！
そして、相変わらず愚直なまでに攻めまくり、「らしい」戦い方を貫いたレッズ、
もう好きだ、好きだ、大好きだ！！！
アレックスのFKが決まった時は発狂した！ 半泣き状態で、周囲にいた10人以上とハイタッチした。闘莉王のあれは惜しかったなー。彼は、長谷部や永井がなかなか勝負に行けずパスを出しまくっていた時間帯、啓太が左足でシュートを打ったのを観て泣けたそうだ。
就寝直前にレッズプレスを読んで、特に悔しさ大全開の山岸、永井、啓太、闘莉王、アルパイのコメントに涙してしまった*2。今日試合に出てない選手も含めて、みんな本当にお疲れさまでした。まだ天皇杯も残ってるし、これからこれから。
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今日もゆっくり寝る時間がなく、また眠れないまま朝8:15頃浦和美園へ。ナビスコ決勝同様、へタレな私たちはチケット争奪戦に敗れてしまったので、それぞれにボードを作って持って行った。
スタジアムに着いて、とりあえず当日並び組の列にシートを敷く。その後彼はボードを持って南門の方へ行き、私は列整理が終わったら……と思っていたら、10:00前には彼がチケットを入手。私のボードは使わないままゴミ箱へ。私は直接お会いすることはできなかったけど、2人のレッズサポの方に、ホーム自由席のチケット計3枚を定価で譲っていただいたそうだ。1枚譲ってくださった最初の方は「絶対定価で譲ってくれる人はいますから、頑張ってください」と彼を励ましてくださったそう。11/3に続いて、レッズサポの温かさをしみじみと感じた。譲ってくださった方々、本当にどうもありがとうございました。次は自分たちでゲットできるよう頑張ります……。
2人なのに3枚譲っていただいたのは理由があったんだけど（面倒なので省略）、結局1枚余ってしまったので、15:00過ぎ頃に南門でレッズサポの女性に定価で譲った。「今日はお客さん少ないね〜」などとほざいてるダフ屋の目の前で。ざまーみろ＞ダフ
お昼が近づくにつれてどんどん気温が上がってきて、冬とは思えないぽかぽか陽気。BOYSの人たちが赤いダンマクを広げ、道行くサポに今日にかける思いやメッセージの記入を呼びかけていた。皆マジックを手にしてあれこれ書き入れ、私たちも参加したけど、個人的には下の方に書かれていた「埼スタ劇場第一幕 鴎狩り」が気に入った。
「Red Card」（初めて買った）やMDPを読んだり、駅まで散歩に行き、ついでに「URAWA POINT」出店で優勝記念Ｔシャツの黒を購入（赤はマフラーとともに予約中だったりする）したり、シートでうとうとしているうちに開門時間の16:00に。昼間とはうって変わって寒くなってて驚いた！ ついでに列が２つ増えてた。
あまりにも人数が多いせいか、場内に入れたのは18:00過ぎだった。バラバラになって席を探していたら、彼が大学のサークル仲間・K嬢一家とバッタリ遭遇。パパは１つ空いていた席に落ち着き、ママとK嬢は階段にいた。実は一家で埼スタセット券を買い、レッズ戦には足を運んでいたそうな。あわわわ、過去の日記で「普段そんなにスタジアムには行ってないっぽいけど」などと失礼なことを書いてしまって本当にスミマセン……。同じ北側ゴール裏でも、一家と私たちとでは陣取るエリアが全然違ってたみたいだから、今まで遭遇しなかったのも無理はない。で、K嬢一家が普段居るメインスタンド寄りの階段にいたら、４つ席を空けてくださった方がいて、並んで応援することになった。
しかし、延長戦・PK戦になる可能性大、しかも観客数が多い試合のキックオフが19:30ってひどすぎでは……。おまけに会場は交通手段が各種ある国立ではなく、不便な埼スタなのに。終了後しばらく呆然としていて、ふと「電車ヤバいのでは」と我に返り、道の途中や駅前で人の列がしばらく止まった時は青くなった。ついでに、あの状況で中途半端な「鳩ヶ谷行き」ばっかり走らせるのって何なんだ＞埼玉高速鉄道 私は東川口乗り換えだったからよかったものの、今日来ていた人って、それより遠くの駅を利用する人の方が多いだろうに。なんとか自宅方面に帰れる最終の武蔵野線に間に合ってホッとしたけど、地元の駅でマリサポ女子コンビに後ろを歩かれてしまい（たまたまだけど）、何故よりにもよって今日、横浜から遠いこの街で遭遇するんだ……と若干凹んでしまった。←超暴言
●この日のレッズサポの応援
私事だらけになるけど、これはやっぱり書いておかねば。
- 指定席にもものすごい数のLフラッグが。
- 「ROSSO BIANCO NERO」さんのビジュアルサポートあり（朝から埼スタにいたにもかかわらず、チケットがないのが気になってお手伝いできずすみません……）。選手入場の際、カップホルダーに刺さっていた赤いビニールを掲げたら、現れたメッセージは「PRIDE OF URAWA」だった。
- 「史上最大の『声』でサポートを！」との呼びかけがあったこの試合。勿論そのつもり……だったのが、選手紹介のコールの時点で早々に声が出なくなりかけて、どうしようかと思った。ここ３週間風邪が治らないしなぁ……。でも、レッズのチャントって歌ってるうちにどんどんキーが下げられていくので、対応できた。もう、喉から血が出そうな勢いで声を出した。横っ腹やふくらはぎが痛くなっても飛んだ。
- 開始から強気に「We are Diamonds」。「PRIDE OF URAWA」のロングコール。延長開始前は「好きにならずにいられない」（だった気がする。ややうろ覚え）
- 特にその「PRIDE OF URAWA」や「We are REDS！」コールは、スタジアム全体（Aビジター除く）から声が沸き上がるような、降り注ぐような感じを覚えてゾクリとした。
- でも私のいたエリアは、太鼓が聞こえにくいこともあってか、ロングコールがたびたび止まっていた。それを鼓舞するかのように、５人分くらいのボリュームでチャントを歌う声が。私も太鼓の音に耳をすませて歌っていた。
- あまりにもテンションが上がりすぎ、「おい！ カード出せよカード！！！」「○○！ おまえいい加減にしないと×××コラ！！」（伏せ字部分は自粛）などと叫んでしまった気がする。K嬢のママが隣の隣にいたというのに……（汗）。普段はよっぽどのことがなければ叫ばないんだけど。
- 新参者の私は、ナビスコ決勝のPK戦の時、周囲に合わせて「We are REDS!」のコールをしてしまった。でもそれはマズいことなのだと知り（恥）、今日はひたすら祈った。
- K嬢も一緒に飛び跳ね、ママもこぶしを突き上げていた*3
- でも一番驚いたのは、彼がずっと飛び跳ねていたこと。彼は普段、ゴール裏ってことで声は出しているものの、おそらく「本当は応援より観戦に力を入れたい」派のようで*4、跳ねているのは見たことがなかった。それが開始からジャンプしまくり、声の出具合も普段の倍以上では、という感じだった。後で聞いたら「やっぱり気持ちが入りまくってたから……」だそうな。
- 精根尽き果てた。
●この日のマリノスサポの応援
静観の時間が少なかったのでうろ覚えだけど、感じたことなど煽りモードｗで箇条書きに。
- 南側ゴール裏、Aビジター席はいつもより広げられていた。でも新潟戦ほど大幅に広げられてはいなかったかな。ビッグユニが１枚だけ出ていた。
- やっぱり先週の横酷より、今日の方が声が出ていた気がする。人数は全然少ないはずなのに……。アウェイの方が気合いが入ったサポが集まるってことか。ただし今日は、こちら側の静観の時間が少なかったこともあって、正直、ほとんど聞こえなかった。
- キックオフ前からまたトリコパラソル回しキター！ 9月のナビスコ準々決勝の時と比べると、ほんと5倍くらい傘の数が増えたな〜と思う。でも今日は個人的に殺気立ってたので、いつもみたいに「なかなか綺麗じゃん」とは思わなかった。そして「コーヒールンバ」が全然聞こえなかったので、ユーロビートにのせて回してるみたいに見えてちょっと笑った。
- 延長開始前だったかに、あんまり聞き覚えのないチャント（キー高め）を歌っていた。
- スタジアムを出たら、警備員の護衛付きで意気揚々とチャントを歌いつつ階段を下りてくるマリサポの一団に遭遇。正直ムカッと来たけど、柏戦の時の自分たちの行動を思い出して耐える。敗者だし……orz
（過去のマリノスサポの応援に対するコメント）
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20041205
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20041017
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20040904
