2005J1リーグ第20節 浦和レッズ△2-2△ヴィッセル神戸＠駒場スタジアム
まずは今日チケットを譲ってくださった方、仲介をしてくださった方（いろいろお世話になりました）、本当にどうもありがとうございました。
チケットがSOLD OUTなのに入場者数が16000人台な事実、言いたいこともいろいろあるのだけど、とりあえず今季、私が試合当日に駒場で譲っていただいたのは、すべてシーチケだった。何とか死にチケにしないようにと、色々行動してくださっているシーチケホルダーの方々がいらっしゃるおかげで、私は入場できている訳で……そのことに心からの感謝を。
東ゴール裏に場所を確保し、「ああ、駒場に来られてよかったなぁ」としみじみしていると、「やっぱり駒場はいいなー」とすぐ近くで声がした。
ヴィッセル戦って、去年の2ndからの5試合*1が、最終的に勝ってはいるものの苦戦してた感じで、個人的には瓦斯より相性がイマイチだな〜と思っていた。
で、今日。「失望：90％ よく追いつけたな〜：10％」という感じ。特に前半はパスミスが多かったし、後半なんて足が止まってた。永井ゴール→三浦アツFK成功までのわずかな間と、終盤の猛攻しか良かった印象がない。長谷部の穴がこんなに大きいとは……。
ゴール前の混戦から失点した1点目は、先日の千葉ダービーでのジェフの1点目をちょっと思い出させた。後半に入り、翻っていた何本ものフラッグがサッと巻き上がった瞬間、永井がヘディングでゴールを決めていた。よし、ここから反撃開始！と思ったのもつかの間、三浦アツの40m（？）FKが。「あ、入っちゃった……」反対側だったけど、その瞬間、横っ面を張り倒されたような気がした。こちらのFK、闘莉王じゃなくてポンテに蹴って欲しかったな……。闘莉王の気持ちは買うけど。
それにしても、あと最低でも2点は取らないといけない状況を理解してるとは思えないレッズの選手の重い動き、反応の鈍さにがっかり。レッズの方がポゼッションが高いとはとても思えなかった。
ポンテがいなかったら負けてたよほんとに。岡野とのワンツーからのゴール、ヴィッセルDF陣をぶっちぎる時の身体の動かし方が印象的。ポンテ、体勢を崩してたんだ。それでもあんなに角度のないところからシュートを打てるとは。
後半から入った岡野のアグレッシブな動きも目についた。1点目のアシストも岡野だったのか〜。ついでにヴィッセルの2点目のアシス（ｒｙ三浦アツの得意ゾーンでファウルを侵してしまったことで、岡野を責める人も多そうだけど、個人的には頑張りを称えたい気分の方が大きい（現地では岡野のファウルってことに気がつかなかったせいもあるけど）。むしろ、岡野がそういうプレーを選択せざるを得なかった前段階の方が遥かに気になる。
ヴィッセルは、5月とは別のチームになっていた。引いてはいたけれど、攻守の切り替えが以前よりも全然速くなっていて、攻撃になると新外国人イヴォを中心に、平瀬・三浦アツがダーッとレッズゴール前に迫ってくる感じ。イヴォ、来日して間もないとは信じられないほど動き回ってたなぁ。パク・カンジョも何度もサイドを駆け上がって攻撃参加してた。そもそもレッズみたいに足が止まってなかったし、「勝ち点2を落とした」というのは、私たちではなく、ヴィッセルサポの台詞ではないだろうか。
4月のセレッソ戦、5月のジェフ戦、7月のアルディージャ戦＋レイソル戦、そして今日。何だか今季は、勝ち試合の後にトホホ試合が待っていて、ふりだしに戻ってるみたいな流れだなぁ（溜息）。優勝を狙ってるんだから、次のグランパス戦は頼みますよ。
そういえば室井はベンチにもいなかった（寂）。徳重はベンチ入りしてたものの、ちょっと姿を確認できなかった。選手紹介で徳重の名前が読み上げられた時、耳を突き刺すような（笑）指笛が止まってブーイングのみになってたけど、あれは「敬意を込めたブーイング」なのかな。
駒場に参戦できると決まってから、山田のJ1300試合出場を盛大にお祝いできたらな〜と思っていた。でも山田はサブで後半からの出場。そしてその時は0-1でリードされており、はっきり言ってそれどころではなかった……ゴール裏の雰囲気も私自身の気持ちも。残念。
それにしても駒場の東ゴール裏、自分の声がまるっきり聞こえない。周りは全員飛び跳ね、限界まで声を出していて、こうでなくちゃと思う。埼スタでは結構自分の声が聞こえたりするのに*2。夜風は結構涼しかった筈なのに、熱気に当てられて、途中で軽く眩暈がした。
終盤、力を込めて「PRIDE OF URAWA」を歌っている時、去年の7/17の岡野のロスタイムゴール、今年の5月のヴィッセル戦ロスタイムの長谷部→岡野→エメゴールなどがふと頭に浮かんで、何だかよく判らないけど泣きそうになってしまった。
●今日のヴィッセルサポの応援
あんなにガラガラな出島、初めて見た。まぁ平日の遠方アウェイだから仕方ないか。
- 「B.N.VIKINGHI」とか書かれた同じようなダンマクが2枚も重ねて張ってあったけど、サポーターグループの？ ほかには、5月にも見かけた「ULTRAS KOBE」や縦長で赤地に白文字の「集中執念」、「栗原圭介」「WATA」「掛川誠」など。
- 「KAKE」というダンマク以外は、クリムゾンレッドではなく、白黒基調のデザインのダンマクが目に付いた。以前からあるものなのかな。
- コアサポは真ん中ではなく、オーロラビジョン寄りのエリアに密集していて、その前に「WE SHALL OVERCOME!!!」と臙脂字で書かれたダンマクがいつの間にか張られていた。舞台みたいだ。
- 「激」ゲーフラはやっぱり目につく。
- スキンヘッドのコールリーダーの人、反対側からでも目立ってた。
- 東にいると、基本的に出島の応援は聞こえなかったりする。でも今日は、こちらが静観している時、ちゃんと声が聞こえてきて驚いた。人数の少なさの割に気合いが入っていたのでは？
- エンターテイナーは今日も歌っていた。
- 「♪アレアレー アレアレー フォルツァ神戸ーアレアレー」ってチャントがあったけど、前も歌ってたっけ？ このチャントってグランパスやガンバの印象が強いんだけど。
- 試合終了後は「ヴィッセル神戸！」コールで選手たちを迎えていた。
（過去のヴィッセルサポの応援に関するエントリ）
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20050528
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20050319
