2005J1リーグ第28節 大宮アルディージャ●1-3○浦和レッズ@埼玉スタジアム

「リベンジロード〜第四章*1」「絶対勝たねば」とか思ってた割に大寝坊し、スタジアムに着いたのはキックオフ30分前(汗)。
フットサルの大会に出ていた彼が遅れて来る予定だったけど、試合が長引いた&脚を痛めたとかで来られなくなり、結局予期せぬ1人参戦になってしまった。なんか、アルディージャ戦っていつもそうだなぁ……6月も7月も、当日になって「急遽1人」状態。今日みたいに、試合開始まであまり時間が無い時はいいけど、そうじゃない場合の「急遽」は結構ツラいものがある。仕方のないことだけどね。


試合に関しては、「勝ってよかった〜」ってことに尽きる。正直、前半に追いつかれてからは「このままじゃ、また7月の二の舞だよ……」と思ってしまったから。
前半開始早々、アレックスの直接FKがアルディージャゴールに突き刺さった! 来た来た待望の先制点!!と喜んだのも束の間、気合いをみなぎらせた桜井が、ドリブルでレッズゴール前に突進してきた。あ、マズい……と思った直後に失点、それ以降はアルディージャに押されぎみに。レッズは中盤のスペースを消され(トニーニョが邪魔)、攻めあぐねて全体的に足が止まってる感じ。挙句、バックラインで無意味にボールを回すなど、今年何度も何度も何度も観たダメモードに……orz あと、ちょっと判断が遅いな〜と思う選手がいた(今日に限ったことではないが)。
後半になって、何だか妙に動きがよくなってきたな〜と思ったら、山田がボランチに下がり、長谷部が前めの位置に上がっていた。水を得た魚みたいに動き回る長谷部。久々にアレCK→闘莉王ヘッドのホットラインが炸裂し、永井のクロスを受けたトミーの反転シュートも見事に決まる。トミーはほんと、いい位置にいるなあ。
永井→トミーもホットラインを確率しつつあると感じる。「オーレ!ニッポン」の試合後コメントで、こんなことを言っていた(J's GOALやREDS PRESSでは割愛されてるみたいなので、引用をお許しください)。

マリッチ永井は浦和のベッカムだと言いたい。(中略)自分は高い信頼を置いている」

そうかベッカムか。今日も永井はよかったなぁ。そうそう、坪井も頑張ってた。
7月の借りを返せたことは勿論、双方退場者を出すことなく、11人の相手に勝てたことも嬉しいし、セットプレーで2得点決まったことも喜ばしい。今日の後半みたいな感じで次回も行きましょう。
試合終了後、コールリーダーが「達也に聞こえるように大声でコールしようぜ!」というようなことを言い、達也コールをした時は涙があふれてきた。


「オーレ!ニッポン」のコメントといえば、ダービーの時の大宮選手コメントはいつも桜井と西村のが最初に載ってるんだけど、

桜井「(略)今日負けたショックはでかい。切り替えられない。ダービーだし。言葉が出ないんで……」
西村「情けないです。(中略)自分としてはレッズ戦はスタメンで行きたい、戦いたい試合だったのに。(後略)」

桜井って非常に正直だな〜と……今日、ギラギラしてたしね。ついでに試合終了後、選手の挨拶にしょんぼりと俯きながら同行し、さらにゴール裏にまで出向いてサポと触れ合っていた(?)アルディくん(リス)が不憫だった……。
また来年も埼スタでダービーをやりたい。MDPが売られておらず、試合開始前にBGMがやかましくない埼スタというのも、不思議な感じはするけれどたまにはいい。これでアッパーが閉鎖されないようになれば*2


ちょっと気になったのは、特に前半、何だか応援がグダグダだったこと。もしかしたら、そう感じたのは私だけかもしれないけど……「絶対勝たせる!」という気合いを感じなかったというか、「アルディージャサポに声で負けちゃうよ!」と思った時間帯もあった(静観が多かったこととは全然別の話)。
私は真ん中辺りのてっぺん近くにいて、そのエリアは大声を出す人は勿論、跳ねてる人もちらほらいたんだけど、とにかくコールが走る走る。特に「フォルツァレッズ、フォルツァレッズ、オイ!オイ!」なんて、中心部と全然合わない。臨海でも合わなかったけど、それは私がゴール裏ではなくコーナーメインにいたからで、無理もないと思った。でも、同じ北ゴール裏にいるのに合わないのって……。それってやっぱり、中心部と私がいるエリアの間に、声を出してない人が多数いるせいではないかと。
一番問題だと思ったのは、自分の声がとてもよく聞こえたこと。私って、元々あんまり通らない声質なのになー(腹式呼吸、口を大きく開ける、顎を引くなど大声を出す努力はしてるけど)。埼スタではよくあることだけど、駒場では自分の声は全然聞こえないので、すごく違和感があった。それと、点を取った途端元気になり、いきなり声が揃い始めるというのもなー。まあ、北ゴール裏ではどんなに端にいても、近くに大声を出す頼もしい単独or少人数サポが必ずいるので、頑張るしかないかなと。


帰り際、池のそばのブルーシートに鶴を渡しに行った。ノートに達也へのメッセージも記してきたけど、プロジェクトの皆様、本当にどうもありがとうございました&お疲れさまでした。今日だけで約51000羽も集まったそうで……。まとめサイトの追加事項「質重視で丁寧に!」って、私の鶴を見て付け加えられたのではないかとビクビク。丁寧に折ってあれなんですが。


●この日のアルディージャサポの応援

南ゴール裏、6月よりかなり人数が増えていた感じ(というか、あの時はナビ予選だったから通常より少なかったのかな)。

  • 目に付いたダンマクは、個人的に好きな3点セット(TOTOロゴをもじった「TUTO」、道路標識風の「大 宮 攻撃中」&「リスに注意」)をはじめ、主にバック側に張られていた。コーナー付近の「俺たち運命共同体」、ちょっと嬉しくなった「右サイドの疾風 西村卓朗」など。卓朗ダンマクは前からあったのかもしれないけど、意識して見たのは今日が初めてだったので。
  • で、いつもゴール裏のメイン寄りの隅っこにひっそりと張られている気がする「トニーニョ」ダンマク。布のサイズも文字もすごーくこぢんまりとしていて、逆に目立つ……。それと、最上段のメイン寄りに設えてあった、棒と布を使った神頼み的な物体(?)も気になった。
  • ネイティブアメリカン風人物の幕は、あそこが定位置なのね。
  • ゲーフラは、オレンジの地に紺のテープ?で「降格はイヤだ」(だったと思う)と書かれたものが目立ってた。あと、電話マークのやつ。
  • 選手紹介後、キックオフ前にチャントを歌っていた。
  • 入場を待つ選手たちを捉えたオーロラビジョン。サポが寄せ書きしたアルディージャのフラッグが柱に張られているのも映ってた。トゥットがメッセージを熱心に読んでいた模様。
  • 選手入場の時、中心部が「残り試合を俺達と共に最後まで闘おう、云々」みたいなメッセージを書いた白ダンマクを掲げていた。
  • 6・7月よりも声がよく出ていた&特に前半、こちらの静観タイムが長かったこともあって、「♪大宮、大宮、アルディージャーーー」と「♪無敵大宮、ワッショイ!」以外のチャントもいろいろ聞こえた。
  • 「♪行け行け大宮〜 我らの大宮〜」というチャント、そういえば前にも聞いたことあったな〜と今日思い出した。
  • スカパラの「Down Beat Stomp」のメロディ(瓦斯の石川のと同じ)のチャントは初めて聞いたかも。
  • 「お・お・み・や!」と「大宮!(ドドド)大宮!」コールの違いは何だろう。
  • 「レッツゴー大宮レッツゴー」もそうだけど、ヴェルディの「レッツゴーゴーゴー」と音が同じコールがあった(何て言ってるかは聞き取れず)。
  • 「さっぽーろ さっぽーろ」と聞こえるコールがあった。「タンポーロ タンポーロ」とも聞こえたけど、何て言ってるんだろう?


(過去のアルディージャサポの応援に関するエントリ)
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20050709
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20050604

●頭ぐるぐるコール&チャント

「♪愛してるぜ We're Orange! 気持ち込めて歌うーのさ」

やっぱりアルディージャのチャントはこれだな。今日も何度も何度も歌っていた。でも「俺らの誇り大宮〜」の後は聞き取れないかも(jan_ardyさんに教えていただいたので歌詞は知ってるけど)。

*1:前の日のエントリの「第三章」は間違い

*2:同じスタジアムで同じカードなのに、なんで大宮ホームになるとここまで客足が落ちちゃうんだろう……すごく不思議