第29節で気になった2,3の試合

日曜はBS1、MXともに録画せずに出かけてたので、「やべっちFC」くらいしか見てないのだけど。

埼スタでは試合終了後、結果が発表されると「おーーー」という歓声と大拍手が起きていた。アルディージャが残留に向けて1歩前進したことは喜ばしい。卓朗日記が本当に嬉しそうだった!(どれくらい髪切ったんだろう) 藤本&トゥットのゴールはすごかったし、両人のお尻ぷりぷりも笑った。でも、レイソルも好きな私は複雑な気分だったりする……。特に、千葉ダービーで全然機能してなかった玉田-レイナウド-フランサの3トップを、よりにもよって明神抜きの状態でやってしまったらしいということに。せっかく土屋が復活したのにねぇ。

エルゴラ水曜版のとうこくさんのマンガみたいな展開*1になるかと思いきや、ジェフに軍配が! 直接狙うと見せかけて、ストヤノフにパスを出した阿部の技ありFKはすごいなぁ。「今日の千葉は黒猫のように、(大分の)勝ちたいという気持ちを逆手に取ったという状況になった」というオシムのコメントがカッコいい。「黒猫のように」という比喩が。

播戸復帰おめでとうございます。……ヴィッセルでものすごーく気になるのは、ここ最近、パベル監督が試合後コメントで、ミスを犯した選手を名指しで批判してること。今回は「最初のミスはカンジョ、そのあとはマルティンのミスから失点してしまった(以下、マルティンに文句タラタラ*2)」とか言ってた。ほかの下位チームだと、長谷川健太は負け試合でも「選手は最後までよく戦ってくれた」系のコメントが多い気がするし、ハラヒロミは梶山によく苦言を呈してたけど、その裏に大きな愛情があるのを感じる。だけどパベルの場合は、「俺は悪くない、ミスした選手が全部悪い」と報道陣に宣言してるみたいな感じがして、何だかなーと……。選手も萎縮しちゃうんじゃないだろうか。「ミスは悪いことではない」と言い聞かせ、自信を失っていた選手を立ち直らせたシャムスカとは対照的。

スコアレスドローで終われ〜(でもブルーノ、古橋、ファビーニョはfp稼いでね)」と念を送っていた試合。両軍GJ!! 中継を見ていた母曰く「意地のぶつかり合いみたいなすごい試合だったわよ〜。ゴールに激突した選手*3がいたけど、あの人大丈夫かしら?」だそうな。それと、退場者2名(新井場&西澤)って……またジョージか。

プライドをかなぐり捨てて、「♪たーたーかーえー 俺の東京〜」とエールを送っていた試合。ケータイ速報で「前半1分:シジクレイ」というのを見てorzとなりかけたけど、FC東京超GJ!! ガンバの猛攻にFCが耐え忍ぶって構図かと思いきや、実際はその逆だったようで……意外。馬場は最近調子がよさげな印象。ガンバはレッズとの対戦が終わるまで、調子の悪さを維持してもらえれば。


日曜の2試合の結果で、やっと鹿の背中が見えてきた! でも、選手も監督も「2位と3位の直接対決!」などと必要以上に力まず、目の前の1試合1試合を大切に戦って欲しいな〜と思う。トリニータ戦やセレッソ戦の頃って、「優勝」を意識しすぎるあまり、逆に思うように動けてなかったんじゃないかって感じがするので。
平川が今季絶望らしいとのこと……嗚呼。

*1:シャムスカ監督の弟・マルセロコーチがオシム用の罠(面白そうなサッカーのビデオと粘着シート)を仕掛ける→オシム罠にかかる→マルセロほくそえむ→シャムスカもその罠にかかって共倒れ

*2:J's GOALでは端折ってあるけど、オーレ!ニッポンではすごかった

*3:岩政らしい。ポストに激突後、後頭部からピッチに落下するという大アクシデントだったのに、その後も試合に出ていたとか。大丈夫?