2005J1リーグ第31節 浦和レッズ○4-1●東京ヴェルディ1969＠埼玉スタジアム
ガンバ戦で負けてから、「レッズの優勝はもう無理」的な言葉をネットでちらほらと見かけた。でも私はまだ諦めてないし、もし可能性がなくなったとしても、レッズの試合を生で観たい気持ちは変わらないし、今まで通り現地でサポートするのみ。……ということで埼スタへ。今日も箇条書きで。
- 南広場で「あやかちゃんを救う会」の募金活動が行われていたので、今日もわずかではあるけれど協力。募金箱の横の方が、「僕の娘なんです！ どうかよろしくお願いします！！」と叫んでおられたのが印象的だった。あやかちゃんのお父上という訳ではなく、「あやかちゃん＝アントラーズファミリーの娘」って感じなんだろうなぁと……。
- またしてもキックオフ1時間前と遅い出足だったのに、真ん中の上の方であっさり席が見つかった。去年の今頃や、今季の初めの頃に比べると空いてるな〜と実感（キックオフ後は人があふれてたけど）。アッパーがガラガラだったし*1。
- アレックスの斬新なヘアスタイル、うり坊みたいだｗ
- ケータイでスタメンを確認。おお、岡野が先発！ ベンチにはセルカニ赤星萌と若々しい面々が顔を揃え、ギシが引率みたいだな〜と思った。
- ヴェルディはワシントン・平本の2トップ、ジウがベンチ、戸田・玉乃が先発。特に「ジウ控え」というのが、勝負に出てきてる感じがして怖い……。
- 最近のヴェルディは、試合を支配しながらも相手のFK一発に沈んで負けたり、4バック採用で守備の安定感が増しているとかで、内容は悪くないらしい。私の参戦したヴェルディ戦では負けたことはないけれど、ここ2試合のように大量得点するのは難しそう。残留争いで必死だろうし、永井・達也・長谷部・平川とスピードスターがいないしなぁ……。絶対に油断はできん。と思っていた。
- 「ララ浦和」が響く中、バックスタンドにデカ旗3色が登場。「浦和レッズ！」コールでキックオフ。
- 岡野キレキレ。右サイドをガンガン上がって行っていい感じ。
- その岡野のクロスをトミーがヘッドで叩き込んで、早い時間に先制点！……と思ったら、オフサイド（？）だった。
- 今日みたいにサイドチェンジがいい感じに決まる試合って、勝てる印象があるなーとワクワク。
- 岡野のパスをロビーが流し込んで、今度こそ先制点キタ！！ 今度は安心して（？）喜ぶ。
- でもその後、決められない場面が延々と続く。啓太、派手に宇宙開発してたなぁ。しかも、なんかグダグダっぽくなってきてませんか？
- FK、キッカーの位置に立ったのがアレと闘莉王（ロビーは……？）。結局、闘莉王が蹴ったものの、ヴェルディの壁にあっさり跳ね返される。
- 柳沢（？）のクロスがワシントンの頭にピタリと決まりそうになり、ギャー！！と焦っていたら、都築が果敢な飛び出しで間一髪のファインセーブ。GJ。
- あれ、サイドチェンジは何処いった？ 結局、1-0で前半終了。
- そういえば、玉乃が高速またぎフェイントを仕掛けていた。でもこの人、結構ラフプレー多くない？ 戸田は言うまでもなし。
- アウェイ白ユニを着て、髪を後ろで結わえたヤマタク。なんかママさんバレーの選手みたいだと思った。
- 後半、小林大悟が担架で運び出され（何が起こったのか判らず）、交代でジウ登場。攻め込むヴェルディ、押し込まれるレッズ。マズい。こっち側では高木が暇そうにしてるよ……。
- 「ヴェルディってやっぱりパス回しは上手いなぁ」などと思っていたら、あっという間に失点。すごいトリッキーなシュート（by小林慶行）だったんだなぁ。まさか、選手たちは見とれてなかった？
- 追いつかれて一瞬嫌〜な空気が流れたものの、気を取り直してサポート続行。ここ最近の伝家の宝刀・「アレ浦和」が始まる。個人的に一番歌いやすく、声量も出るチャントだったりする。
- ボールをキープするトミーに「頑張れ！」と念を送っていたら、PA右側の角度のないところからシュート、入った！！ 周りとハイタッチして喜びまくる。
- ワシントンのシュートに肝を冷やした。外れたけど。この辺りからチャントは「PRIDE OF URAWA」に。
- 山田のドリブル突破→クロス→ロビーが見事なループシュート、決まった！！ あまりにも美麗な弧を描いていたので痺れた。珍しくゴール裏を煽るロビー。
- 平本がロビーをバックチャージで倒し、「おい！」と憤っていたら、レッドカードが出されて退場に。平本は号泣し（←たぶん）、戸田に慰められながらピッチを後にしていた。
- その少し後、周りが「ハンドハンド！」「ハンドだろ！！」と叫んでいたので何かと思ったら、またレッドカードが出されて林が退場……。見逃してしまったのだけど、林のハンドだったってことなのか。
- PK、アレやセルが蹴りたそうにしているのに*2、全く譲らない闘莉王（笑）。近くの人が「アレに蹴らせてやれよ〜ｗ」と野次を飛ばしていた。でも闘莉王は、高木の動きの隙を突いて、ゴール左隅にきっちり決めていた。前半のFKの印象が強くて、「もう気持ちだけでいいよ」などと思ってしまってごめん＞闘莉王
- 一歩間違えると負けてもおかしくないような内容だっただけに、勝って心底ホッとした。
- 今日何度も何度もチャントやコールをやったロビー様々、接触プレーで倒れてる時（だっけ）に一度チャントを歌った都築様々。酒井や山田も印象的。啓太は試合勘が戻ってないのかな。
- 他会場の試合結果が流れ、ガンバ敗退の報にゴール裏騒然*3。締めの挨拶をしている最中だったコールリーダー苦笑い。
- レッズポン（ガチャガチャ）のブースに長蛇の列ができていた。中身は選手の顔写真入りのピンズらしく、いくらかと思ったら500円。高っ！ 「誰か〜、××の要りませんか〜」などと言われていた××選手カワイソス。
- ヴェルディ……。古参サポには色々思うところもあるだろうけど、首都圏のチームだし、個人的には落ちて欲しくないなぁ。というか、落ちて欲しいチームなんてないよ。
次節はわずか3日後。前にも書いた気がするけれど、目の前の1試合1試合を大切に闘って欲しいな〜と願うばかり。
●この日のヴェルディサポの応援
ネットで知ったことだけど、ヴェルディゴール裏のサポグループは3つあるそうで、何やら分裂気味だとか。けど、そのうちの2つ（声出し系とサンバ系）がまとまって応援することになったらしい。部外者的には、この期に及んで分裂しててどうする、と思っていたのだけど。
- 去年の8月には、「100人いないんじゃないか？」と思ったほど少人数しか来なかったヴェルディサポだけど、さすがに今日はそれなりに入っていた。Aビジターエリアは最小パターンだったけど。
- やはり残留争い中ということもあってか、「俺たちがついてる 全力で絶対残留」「俺達は信じてる」などといった白ダンマクが目についた。黒い布に緑のテープで「共に闘う」と書かれたものも。
- 選手個人のダンマクは、最上段に張られていた「一騎当千 山田卓也」「大悟」など。「一樹」・「11」・選手のシルエットらしきものと3種がセットになった、アイコンみたいな幕もあった。
- グリーン系を基調にしたデザインが多いなか、濃いピンク色の「21」ゲーフラがとても目立っていた（でも、今日の高木はピンクじゃなくて水色だった）。
- 選手のアップ中からコールを始めていて、なかなかの気合い。
- チャントの一発目は、「♪俺らのちかーら見せてやれよ」という歌詞の「エンターテイナー」メロディのものだった気がする（キックオフ後、こちらが割とすぐにコールを切ったので判った）。
- 一番最後の歌詞が「♪緑のハート」なチャントは初めて聞いた気がする。
- 「Amazing Grace」のメロディのチャントも初めて聞いた。
- 「Yellow Submarine」の出だしのメロディとよく似たチャントも初めて（略）
- 「レッツゴーヴェルディ、レッツゴー」コールは勿論やっていた。
- 「レッツゴー、東京」コールは、やっぱり「レッツゴー、ゴーゴー」と聞こえる。
- キックオフ直後の到着のせいで209から入れず、前半は南の緩衝帯近くで観ていたという彼によると、「おまえら走れよ！」「前半で足止まっててどうする！」などと、かなり怒声が飛んでいたらしい（こっちも前半の最後の方はそんな感じだったけど……）。
- で、ヤマタクコールは「ヤマタク！」だったそう。私の記憶に残っている選手個人のコールは、「大悟！（×××）大悟！」と、「アーレ（ックス）！アーレ（ックス）！」と同じような感じの「戸ー田！戸ー田！」。
- 国立で印象的だった「♪俺の東京 ハイで飛ばすぜ」というような歌詞のチャントも歌っていた。
- サンバの打楽器を使ったコールがところどころに（後述）。
- ヴェルディといえばこれ！って感じの「カモンヴェルディ、カモンヴェルディ！ カーモンカーモン！」、今日はあんまりやってなかった気がするけどどうなんだろう。
- 試合終了後、グリーンの地に白抜きで「ヴェルディ残留」と書かれたダンマクを掲げ、チャントで選手たちを迎えていた。
（過去のヴェルディサポの応援に関するエントリ）
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20050706/p1
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20040821
●頭ぐるぐるコール＆チャント
サンバの打楽器付きの「ヘイ、ヘイ、ヘイ、ヴェルディ！」みたいなコール
詳細は忘れてしまったけど、これが統一応援用に作られたコールなのかな？ もうちょっと声量を上げて、声をビシッと揃えれば結構カッコいいのでは、と思った。
