2005J1リーグ第32節 ジェフ千葉○1-0●浦和レッズ＠フクダ電子アリーナ
フクアリ不敗神話に土をつけてやろうと乗り込んだのに。
- 奪っては奪い返しの攻防が続く、緊迫感のある試合だった。
- でも、マリノス戦やガンバ戦の時ほど緊迫した感じを受けなかったのは、「疲れ」故かなーと思う（もしくは私の主観のせいか）。岡野とか、ヴェルディ戦の時よりちょこっと動きが重かった感じ。
- ジェフも疲労困憊状態なのか、前3回の対戦の時ほどの怖さは感じなかったかも。巻・阿部・羽生・佐藤勇人が次から次へと飛び出して来てヒー！みたいな感じはしなかった*1。
- でも攻守の切り替えはやっぱり速いし、ハースは危険な香りを漂わせていた。坪井が振り切られたりしてたなぁ。
- 闘莉王が身体を投げ出して渾身のクリア。そういえば最近、気ままに上がって行ったりすることがないね。
- 水野のFKが思いっきり枠を捉え、都築が必死でセーブしたものの、あわや入ったか？と思わせるシーンが。2F席から見た感じだと、ゴールライン上というか……非常に微妙な感じ。でも結局ノーゴールの判定。
- シュート撃てよぅ。なんか、トミー＆ロビー以外は撃っちゃいけないとかいう決まりでもあるの？
- 前半は、どちらかというとジェフペースだった気がする。
- 後半、「アレ浦和」を歌い始めた辺りと前後して、レッズの押せ押せムードに。でも、あれだけあった決定機を決められなかったのが、ただただ痛いな〜と……。
- 都築はやっぱり神。「うわっあぶねー（冷汗）」的な場面が結構あったけど、最後のを除いて全部セーブしてくれてた。
- その最後。あれっと思ったら点が入っちゃっていた感じ。場内アナウンスで「ただいまの得点は80分、水野晃樹でした」と聞こえたので、まだ10分ある！と思って「アレ浦和」を歌っていたら、ほどなくして試合終了orz 「80分」じゃなくて「89分」だったんだ……。今日は時間の経過が全く判らなかったし、経過も気にならなかったからなぁ。
- 「萌が結構中に絞っちゃってて、サイドを全然使えなくなっちゃったんじゃないかなぁ」とは彼の弁。でも本職はボランチなんだし、酒井みたいに、初めてのポジションでも器用に対応できるほど経験はないんだし。個人的に、若手は出番が巡ってきて、奮闘している姿を見るだけでも嬉しいのだ。頑張れよ〜。
- 退場したのがセルだとは気がつかなかった。レッズの誰かがレッドカードを出されていることは判ったんだけど……。セルが入ってから流れがこちらに来た感じがしたし、まだ若いんだから、凹まず糧にして頑張れ。
- 悔し泣きしたガンバ戦とは違って、試合終了の瞬間、強烈に怒りがこみ上げてきた。健闘を称えて拍手してる人も沢山いたけど、個人的には拍手する気分ではなかったかな……もう呆然という感じで。
- でもその怒りは、決して選手やギドに対してのものではなく、「また大事な試合で勝てなかった」「今季、ジェフに対して3敗1分で、ついに借りを返せなかった」って事実のみへの怒り。
- 正直なところ、「これが今のレッズの限界なのか」と思ってしまった。ガンバ戦でうすうす感じていたことではあるけれど、今日はっきりと見せ付けられた気がする。
- 今さらだけど、トミー1トップはやっぱりキツいなぁ。なんか、トミー自身も生きない気がする。トミーの周りで衛星っぽく動く選手、裏を取る動きをする選手ががいればと思うけど……これはもう、選手層を考えるとどうしようもないか。
- こんな状態でもまだ、優勝の可能性があるとは！ 上位陣総コケの結果を知ってびっくりした。首の皮0.2枚分くらいで繋がってる感じかなぁ。
- とにかく、「闘っていない選手がいた」とは、私にはどうしても思えない。皆頑張っていたと思う。
- それにしても、トミーのコールを全っ然やらないのがすごく気になる。ロビーコール、ロビーチャントばっかり。確かに、1対1を外したりするトミーより、ロビーに期待をかけたい気持ちは判らなくもない。でも、達也が大怪我をした今、筆頭FWってトミーでしょ。サポがトミーを信じて応援してあげなくてどうするんだ、と思う。
- でも、2F席でトミーゲーフラを掲げてる人がいた！ これは嬉しかった。
- 試合終了後、挨拶に来た選手に向かって1F席の中央前部からペットボトルが投げつけられ、当たりそうになっていた。……どうして、どうしてそんなことができるんだ。選手は宝でしょ。それに、あなたのその行為はレッズサポ全員、いや、浦和レッズというクラブに泥を塗ることになるんですよ。もう、心底情けない。出入り禁止とかにして欲しい。
- 挨拶の時、さぞ来づらかっただろうに、闘莉王は率先して皆を促して、近い位置まで来てくれたというのに（涙）。
- それと、2F席で私の斜め後ろにいた男2人！ 前半からろくに応援もせずに「ったくダメだなー、そうじゃねーだろーよ勿体ない」とかブツクサ言ってて、神経を逆撫でされた。さらに後半、何とか決めてくれ！と必死で「PRIDE OF URAWA」を歌ってる時、相変わらず「そっちじゃねーだろーよバカ！」etc.言ってるので思わず振り向いたら、そいつらは手拍子すらせずに突っ立っていた。もう、コール中にもかかわらずマジギレして、「うるさい！」って怒鳴ったんだけど、やめなかったから気がつかなかったんだろうな。
- 帰り際、「応援もせずに文句ばっかり言ってるんだったらゴール裏に来るな！」と怒鳴りつけようかと思ったんだけど、スタンドで喧嘩が起こったらしい*2と知ってやめた。今日、チケットが取れなかったり、諸事情で参戦できなかったサポも沢山いるというのに、なんでこんな奴らが、よりにもよってゴール裏に居られるんだよ。
- 私の隣にいたお父さんは、小さい息子さんを90分間強おんぶしながら全力で応援を続け（息子さんもコールしてた）、さらに選手入場と退場の時は、息子さんを抱えてフラッグまで振っていた。後ろの奴らは、このお父さんの爪の垢を煎じて飲めよ。
- （※追記）スタンドでの揉め事は、2F席からペットボトルを投げて、1F席の人にぶつけた馬鹿者がいたからだそうで……自分の怒りを晴らすためだったら、何をやってもいいとでも？ もう絶句。
- 蘇我駅への帰り、横道の方で何やら怒声があがっていた。喧嘩でもしてたのかな……やめなよ。
- なんかもう、試合以外の部分でさんざんだった。
●この日のジェフサポの応援
ホームゴール裏がスカスカだったのは、やはりレッズサポがホーム側をいっぱい買ってしまったからですね……。
- 黄色を中心に、チラホラとグリーンのTシャツを着たサポがいるジェフのゴール裏。でも今日は、中央よりややバックスタンド寄りのところに、赤いTシャツ（？）を着たサポが2名ほどいたんだけど、あれはありなのか？ そのうち1名はジェフのチャントに合わせて跳ねてたから、レッズサポではないことは確か。黄・緑・赤でラスタカラーにはなるけれど、対戦相手のチームカラーを着ちゃうのって……正直どうかと思った。
- ゴール裏のど真ん中にドドーンと張られた、「BRIGATE GRIDA-LE」ダンマク（ターゲットマーク付き）。あれ、今はここがゴール裏を牛耳ってるんでしょうか。邪推だけど、今年のジェフのチャントやコールが、「なんか他チームの応援で聞いたことある曲が増えた」感じがするのはそのせい？ 去年の松本の頃は、Hallelujahとダンマクの大きさが同じくらいだったのにねぇ。
- サイン入りの「羽生」とか、「Team＋Supporter＝UNITED」（←うろ覚え。何か言葉が抜けてる気がする）とか「VIVA!OSIM」というダンマクもあった。
- 2F席への階段の手すりに斜めに張られたダンマクは「岡本昌弘」黒地に黄色い文字の「佐藤7勇人」（7だけオレンジ）、「攻めて攻め抜け！JEF市原千葉」「坂本・水野」（←サイド好き？）など。
- GRIDA-LEダンマクの上に張られていた、「俺達は諦めない。一つでも上を目指して」という白ダンマク。スプレーとかで書いてるとはいえ、いくらなんでも字が汚すぎだと思った。
- いつも張られてるポエムダンマク。彼は初めてその存在を知ったようで、「なんかあそこ、詩みたいなのが書いてあるよｗ」と写真を撮っていた。
- 最強に目を引いた＆意味不明だったのは、バックスタンドのアウェイゴール裏寄りに張られた「伊能図の世界 日本大学文理学部」という、幟みたいな縦長の幕。確かに伊能忠敬は下総国出身だけど……ジェフやサッカーと関係なさすぎでは（笑）。
- ゲーフラは、ナビスコ決勝の時も映った、白地にオシムの顔写真をプリントしたものが目立ってた。あと、2F席の人たちが、黄色い地にグリーンで選手の顔写真をプリントしたゲーフラ（これはよく見かける）を、集団で掲げていた。
- 何かのチャントの時、中央より左（メイン寄り）はマフラーを振り回し、バンデーラが張られた中央は激しく飛び跳ね、中央より右（バック寄り）は跳ねor手拍子、という図があった。何故アクションがバラバラなのか、ちょっと気になった。
- こちらが応援を切ってる時でも、ちょっと声が小さいんじゃないかな〜と思った。ぐるっと屋根があって、音響効果は抜群なのに。
- 前半終了時と後半開始時、「レッツゴージェフ」のアカペラバージョンを歌ってたけど、あれはやっぱり葬送曲っぽく聞こえるかも。
- 「♪オー ロービー ラララララ」の部分とメロディがよく似たチャント、初めて聞いた気がする。
またパクｒ - ハースのチャントが「マリオッハース！」だと初めて知った。
- 勝った時に歌うらしい「オブラディ・オブラダ」を、左右に激しく大移動しながら歌ってた。悔しい。
（過去のジェフサポの応援に関するエントリ）
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20051005/p1
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20050831
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20050821
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20050508
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20050220
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20041002
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20040724
