2006J1リーグ第5節 横浜F・マリノス●1-3○浦和レッズ＠日産スタジアム
個人的に苦手意識がとっても強いマリノスに完勝。ここまで点が取れるとは思わなかったよ。本当に本当に気持ちのよい勝利だった！
- ウォーリアー→「GO WEST」で前半開始。
- 前半はもう、「いつものマリノス戦」って感じ。がっぷり四つに組んじゃって、中盤での潰し合いを繰り返すパターン。
- 2Fの上の方から観ていると、何だかマリノスの選手の方が人数が多く見えるというか、ピッチ上にまんべんなく配置されている感じがした。ほんとに隙の無いチームだよなぁ……。
- 両チームともものすごい集中力で、プレスもきつく、それぞれの攻撃陣にボールがいかない状態。攻守の切り替えが今までにない速さ。
- 前節に続いて、またもや攻撃のコールがすぐ途切れてしまう。
- シトンのヘッド、闘莉王のヘッドなどはあったものの、流れの中から得点の入る気配をほとんど感じず。
- 「これが出ると勝つ！」と個人的に思ってる大きなサイドチェンジ、全然見られなかったからなぁ。
- そんな感じだったので、守備意識の強さが目に付いた。危ないシュートをきっちりセーブする都築、ピッチに身体を投げ出してボールを跳ね返す闘莉王、快足で久保にボールを渡さない坪井、マルケスを粘着マークする堀之内。時には長谷部もバックラインまで下がって守備してた。
- ドゥトラを押さえ込んでいた山田が誰かに削られて、隼人高校の皆さんの担架が出動した時はヒヤリとした。
- 「もうこれはセットプレーしかないな」と思った前半終了の少し前。ロビーのCKを、ゴール前に詰めていた誰かがズバッと蹴り込み、決まった！ 今のすごいのは誰？と思ったら山田だった!! スコアレスドローで終わってもおかしくないような展開だっただけに、この先制点は貴重だよ!!! ゴール裏がめちゃめちゃ盛り上がったことは言うまでもない。
- 彼も言ってたけど、レッズが優勢な時間帯というのが全くなかったので、45分＋ロスタイム1分が異様に長く感じたし、ハーフタイムに思わず座ってしまうほど疲れた……。
- 後半になると、何だか攻めやすくなった感じ。前半はつなぐサッカーをやってたマリノスが前がかりになって、放り込み中心の攻撃に移行したからかな。
- そしてエノタツがゴールキックをミスって、なんとシトンの足元にドンピシャのパス（笑）。結局シトンのシュートをセーブしてたけど、自作自演乙。
- その直後、ロビーが数人に囲まれながらもヒールパス（痺れた）、受けたシトンが重戦車を思わせるドリブルを開始。マークについていた松田がコケた瞬間、「これはイケる！」と思った。中澤を追いつかせないままシュートし、2点目キター！ 栗原ﾌﾟｷﾞｬｰ!!!
- 「胸トントン」*1をしながらゴール裏に走ってきたシトンは、「♪バーモースワシントンフェズゴール」と歌うサポに向かって、両手を勢いよく振り上げて煽ってた。いいぞシトン！ ついでにもう1回栗原ﾌﾟｷﾞｬｰ!!!
- 伸二がどフリーのシュートを思いっきり宇宙に打ち上げた瞬間、私を含めて周りの人全員が「伸二ぃ〜〜〜」と頭を抱えていた。あれは決めて欲しかった……。
- 3節連続で伸二out、ウッチーin。シトンのシュートのこぼれ球を、猛然と走り込んできたウッチーが拾って長谷部にパスしたシーンに惚れた。
- セレッソ戦の時にも感じたんだけど、闘莉王は勿論、ホリ、啓太、ウッチーといった守備陣も積極的に上がるようになったなぁ。坪井も1回だけオーバーラップしてた。
- 田中隼磨（たぶん）のクロスを受けた久保がどフリーでシュートした瞬間、心臓が凍りかけた。おいおいおい、こえーよ〜。ふかしちゃってたけど、この瞬間が一番焦った。
- 山田out、平川in。采配に疑問はないけど、去年劇的なゴールを決めた永井は出番なしかぁ、残念。
- 後半になってロビー→アレ（逆だったかも）のサイドチェンジがあって、「よし！」と思う。
- 終了10分前くらい前（？）から「PRIDE OF URAWA」が始まって、「頼む、勝ってくれ！」と思いながらピッチに向かって声を送り込む。
- ロスタイム3分の表示が見えて、「このまま行くと、マリノス相手に完封かも…」と思ってしまった瞬間、向こう側でマリノスの誰かのヘディングシュートが決まってしまった（大島だった）。「いくら終了間際の失点が多いからって、今度はロスタイムかよ」とがっくりきたけど、一瞬気をゆるめてしまった自分のバカバカバカ。
- その直後、自陣でパスを受けた長谷部が、ものすごい勢いで中央を独走開始。天皇杯のアルディージャ戦を思わせるロングドリブルに大興奮し、「撃っちゃえ！」と思ったものの、シトンにスルーパス。（※追記：ビデオを観たら、あの位置から撃つとロングシュートになるなって感じだった。無理か）
- シトンがコーナーで粘ってボールキープした後、啓太→長谷部とつながる。コール中なのに、思わず「撃てっ！」と叫んでしまった瞬間、ズドーンと音がしそうなビューティフルゴールが決まった!!
- ドリブル独走、スルーパス、豪快なミドル、ロスタイム終了間際の意地のゴール、おじいちゃんに捧げる儀式と、長谷部の旨みがギュッと詰まった「THE 長谷部」って感じのゴールだった。ごはん5杯はイケる。
- 長谷部のゴールが決まった後のエノタツ、膝を抱えていじけたかと思うと、ピッチをドンドン叩いて悔しがっていた。結構ファインセーブもあったけど、おつかれちゃーん。
日惨（とカシマと味スタ）でやる「We are REDS!」コールは特に快感！
●この日のマリノスサポの応援
ホームゴール裏は2F席までかなり埋まっていた。
- ダンマクは、あたりまえだけどトリコロールに染め上げられたもの多し。ホームゴール裏の目立つ場所に張ってあった「トリコロールの誇りは俺たちと共に！」、ヒステリックグラマー風女性のイラスト付きの「誇り高きトリコロール」、張り出すエリアを移動した「横浜の猛者 制するはJ 覇するは世界」(J部分はJリーグロゴ)、手書きの「奪え勝利！掴め★★★☆」などなど。
- 「さかてぃ」や以前も見かけた「ガッツ！ゲッツ！ まつ 3」とかは、作・ギャルサポっぽい。
- バック1階のアウェイ寄りに張られていた、某チーム風の青赤地にビニールテープで「男なら...」と書かれたダンマクが印象深い。男なら、の続きは何だろ。
- 白ダンマクは「VAMOS YOKOHAMA」「ホーム全勝」など。
- ダンマク掲示場所のことで、両サポの間で小競り合いが起きていた。うーん……事前にこういうことが定められていたのなら、はっきり言ってこちらのルール違反だな〜と思う。
- でも、レッズサポとしての正直な心情を書くと、ホームゴール裏2Fとか、バックスタンド1Fとかに空いてるスペース（勿論広告に被らないところ。特にバック1Fはスカスカだった）がまだまだいっぱいあったのに、なんでわざわざ2Fの一番アウェイ寄り、レッズサポばかりいるエリアに張るのかな〜と。嫌がらせだと感じたよ。マリノスサポがいっぱいいて、空いてるエリアから張ればいいじゃん。
- 何よりも、この小競り合いが起きたのが、両チームのジュニアユースの試合中だったのが一番残念だった。ジュニアユース、すごくいい試合してたのになぁ（こちらも勝利！）。
- それと、ずいぶん長い時間を経てこの騒動が収まった時に感じたのが、「これで試合に負けたら恥ずかしいな」ということだったりする。余計に気合いが入ったけどね。
- 「河合竜二応援団」がないな〜と思ったら、バック1Fにいつのまにか張られていた。今日は出番がなかったねぇ。
- 「We are F・MARINOS」とかいう曲のビデオが流れてる時、ゴール裏1Fのそこかしこでフラッグが振られていた。でも、一緒に歌ってた人はいるんだろうか？ 歌詞も表示されててカラオケみたいだったけど。
- 選手が練習に出てきた途端、個人コール開始なのはいつも通り。松田のコールは「直樹オレ！」、中澤のコールが「佑二！佑二！佑二ナントカカントカ！」（←聞き取れず）だというのは初めて知った。
- 岡ちゃんのコールがあったような気がするんだけど、気のせいだろうか。
- 最前列にズラッと並んでる選手名入りの大旗。立てて風になびかせたり、上下に振ったりと、選手のコールによってアクションがいろいろ決まっている模様。
- ドゥトラゴールの歌*2、「♪ダレダレーダレオー」「♪バーモバーモFマーリノス」など、おなじみのチャントを歌っていた。
- 「♪バーモーFマリノス」とかいう歌詞で、上下動する感じのチャントは初めて聞いた。
- レッズのセットプレーの時、例のトリコロール傘を一斉にくるくる回していた。私の周りでは「うわ、来た！」「キモい」という声が。埼スタで初めて見た時はまだ傘の数が少なくて、割と綺麗だと思ったんだけど、あそこまで増殖すると確かにキｍ（ｒｙ
（過去のマリノスサポの応援に関するエントリ）
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20050924/p1
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20050612
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20050515
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20041211
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20041205
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20041017
http://d.hatena.ne.jp/RINRIN/20040904
