2006J1リーグ第8節 浦和レッズ○3-0●京都パープルサンガ@埼玉スタジアム

前日寝付けず、睡眠時間2時間弱程度でスタジアムへ。当日抽選になんとか間に合ってホッ。今季、1試合を除いて当日抽選(埼スタ)に参加しているのだけど、早起きに慣れていない身には相当ツラい。15:00キックオフの場合だと、5:45起きとかになるからなぁ。しかも今朝は寒かった。4月なのに手袋をする羽目になるとは。
今日のMDCは啓太。入場口のそばで、女の子が歓声をあげながらアレみたいにピョーンと飛び上がって喜んでたけど、啓太MDCだったからかな。しかし啓太の後ろ結びのヘアスタイルは、何だかおかーちゃん(岡ちゃんではない)ぽいと思った。割烹着が似合いそうというか……いくら「闘莉王の嫁さん*1」だからって。


それにしても、セカンドボールを拾えないわ、足元へのパスばかりで動きが鈍いわで、前半は一体どうなることかと……。いくらサンガが引いてるとはいえ、アビスパみたいにプレスがキツかった訳ではないのに。何だか相手に合わせちゃってる感じで、マリノス戦の時みたいな、ヒリヒリするような緊迫感が伝わってこないんだよなぁ。
以前よりはサイドを使うことを意識していた感じで、主にアレの方から仕掛けてはいたものの、何だか上手くいかず、徐々に中央寄りになっていた気がする。
特に、ロビーの調子の悪さにはびっくりした。シュートを撃ったりはしていたものの、ミスが多くて、何か変なものでも食べたんだろうか?と心配になった。まあ、ロビーとて人間、こんな日もあるさってことなんだろうか。
シトンシュート→平井パンチング→こぼれ球を拾ったアレシュート→ポストに嫌われる、の瞬間は、「あ゛ーーーーー!!!!!」って感じだった。平井は結構スーパーセーブをしていた気がする。
それと、これは後半だったかもしれないけれど、アレモンにボールが入った瞬間、まるでモーゼの十戒みたいにパカーッとシュートコースが空いていた時があって、ちと焦った。まぁ、すぐに寄せてボールを奪ってたから大丈夫だったけど。


予想通り、ハーフタイムにギドの雷が落ちたようで、後半に入ってからはやっと一方的なレッズペースに。前半に比べると、シンプルにプレーするようになった。
待ちに待った先制点は、ちょうど旗で視界が遮られていて見えなかったのだけど、チャントが始まって長谷部のゴールだと判った。リプレイを見ると、闘莉王のスルーパスを受けたアレのクロスに勢いよく飛び込んで、という形。マリノス戦に続いて、長谷部の意地と怒りとが炸裂したような感じだった。
2点目は、アレのクロスをサンガDFがクリアし損ねて……と思ったら、シトンがしっかり押し込んでゴール。久々に「♪バーモースワシントンフェズゴール」を歌った!
3点目、ヤマのスルーパス→アレのクロス→シトン砲! 2点目と3点目は、アレがほとんど同じような位置でクロスを上げていた気がする。シトンもすごいけど、3得点に絡むアレはすごいや。コーナーに近い辺りで、自分で出したパスを自分で受けていた場面があったような。
すごいと言えば、平川と交代で入り、何度も何度も右サイドを切り裂いていた岡野。前にパスを出してはダーッと走り、止まることなく動いてボールを受けようとするさまは、観ていて本当にワクワクしたし、岡野がボールを持つとスタンドがワッと沸くのが楽しかった。
沸くと言えば、ホリがコーナーにボールをセットした時も、スタンドからどよめきが起こっていた。「ホリが蹴るの?」みたいな感じでw


しかしサンガは、点を取られて戦意喪失してしまったのか、全然攻める気がなくなっていたようなのが謎。3点差がついちゃっても、アレモンだけ残して、9人+平井が自陣に引いてる状態。それでいいのか。
アレモンも林も、前半は裏を取るような動きを見せていて、カウンター攻撃にはちょっと怖さを感じた(モーゼの十戒があったし)。もしもパウリーニョが出ていたら、前半は点を取られちゃったりしてたんじゃないだろうか。
DF陣はユニを引っ張りすぎ。それと、試合終了後、闘莉王と田原(?)が揉めていたのは何だったんだ?と思って彼に聞いたら、「試合中、やり合ってたからじゃないの」ということらしい。それは気がつかなかった。
ブーイングが一番大きかった三上に出番がなかったのが残念。ブーイングされてたらしき黒部の出番がなかったのも残念。


ヒーローインタビューは長谷部&アレ。前半の内容が悪かったからか、浮かない顔をしていた長谷部だったけど、インタビュアーが「代表へのアピールになりましたね!」みたいなことを執拗に言ってたせいか、ますますムスッとした表情に。そのインタビュアーの問いかけを、「今はチームのことだけを考えて」というようなことを言って切り捨ててたのは、さすが長谷部、と思った。


3-0というスコア通りの快勝ではなかったけれど、まあ勝ててよかった。次のエスパルス戦では、もう相手の出方に合わせるような戦い方はなしでお願いしますよ。エスパルスは強いし、いつの間にか世代交代が上手くいってるし。



そういえば、今日も風が強かったせいか、209の上の方ですらコールがズレることがあったなぁ。タイコに合わせるのにたびたび苦労した(隣の気合の入った男性も、合わせるのに苦労してるのがよく判った)。南からだと輪唱みたいに聞こえたんじゃないだろうか。そして、喉に入ってくる空気はとても乾燥していて、試合終了後は声がいつも以上にガラガラに。また風邪をひいてしまったっぽいorz




●この日のサンガサポの応援

人数的にはセレサポと同じくらい? サンガの応援を見るのは初めてなので、個人的に楽しみにしていた。

  • あたりまえだけど、ダンマクは紫、白、金を使ったものがほとんど。最前列には「ULTRA」「KYOTO 'til I die」、紫・白・黒の三色旗に「WE ARE KYOTO」と書かれたもの、「敦」の4枚が張られていた。
  • メイン寄りの壁には「魅せたれ!京都魂」と「Twinkle星 All the One大輔」。星のダンマクは青地に白文字で、もう1枚あったやつも青と黄色だった。モンテディオから一緒に移籍してきたダンマクと見た。
  • 上の方の空いているスペースをダンマクでカバーするのは、いくつかのチームのサポがやってるけど、大抵はサポグループの大きなダンマクを広げてたりする。でもサンガは、小さめサイズの選手個人ダンマクを15枚ほど並べていて、珍しいな〜と思った。こちらからでも読み取れたのは、「攻めろ★松田正俊」「平井直人」「大久保裕樹」「鷲田雅一」。選手全員分持ってきたのかな。
  • 最上段のダンマクを見て、彼が「あの"HARDCORE NAKED"って何?(笑)」と言っていた。最前列には「REAL NAKED」ダンマクもあった。「NAKED」とかいうサポグループでもあるんだろうか。そういえば、裸族が1人いたなぁ……。
  • 224ゲートに、ハートマークの中に12が描かれたダンマク(紫の地に白)がさがってたけど、あれはアリなのか?
  • 最前列で振られるデカ旗の中に、パーサ君の顔がアップで描かれたものがあった。
  • 中心部は前段で、バンデーラはなし。前段最後列で元気よく飛び跳ねていた人が目立っていた。
  • 後段の上の方に、青ジャージの人たちがウロウロしてるな〜と思ったら、そのエリアで「加藤大志」ダンマクが3枚ほど掲げられていた。スタメン紹介で加藤の名前が読まれた時は「ワーッ!」と歓声が。加藤の母校の子たちなのかな?
  • 練習の時からずっと応援を続けるスタイルらしい。
  • マフラーを振り回す→しばらく何もせず→またマフラーを振り回す→しばらく何もせず→以下繰り返し、という応援があった(この時のチャントは聞こえず)。
  • 前後半のキックオフの時、マフラーとともに「京喜乱舞2006」と書かれたダンマクを掲げていた。
  • 前半、こちらが5分経たずに応援を切ったせいか、「Yellow Submarine」メロディのチャントが聞こえてきた。「♪アレアレ〜 アレアレ〜 フォルツァ京都〜 アレアレ〜」という歌詞だったけど、ガンバやグランパスに比べるとテンポがゆっくりめな感じ。
  • 「君の瞳に恋してる」メロディのチャントは、「♪エーフォルツァー京都 ラララララーラ」という歌詞。
  • 林のチャントは「♪ゴールはーやし レッツゴー林たけのーり」って感じだった気がする。
  • こちらが「♪アーレー フォルツァ浦和ーレッズ」を歌ってしばらくしてから、同じ「GO WEST」メロディのチャント「♪オーオー 美尾あつーし」と歌っていた。
  • アイーダ」メロディのチャントもあり、たぶん「♪アーレー フォルツァビオラ フォルツァビーオラ フォルツァビオラエ」と歌っていたような。
  • 「♪むーらーさーきだーましい いっそ京都ー」というチャントは何処かで聞いたことがある(いっそ、はたぶん空耳)。
  • 海のトリトン」のメロディのチャントあり。
  • とにかく、ガンバ並みにチャントの種類がいっぱいあるな〜と思った。それと、全体的にテンポがのんびりめだった印象。
  • 試合終了後、トラメガで何やら怒鳴っていた。

●頭ぐるぐるコール&チャント

「♪ラーラーラ京都 おーれーたーち京都」

何度も何度も歌っていたので印象的。どっかで聞いたことがある曲のような。

「♪ポンポコポン ホイホイホイ」

……と聞こえる変なコールがあった。確か前半、レッズが攻めていて、こちらは応援を切ってる時だったので、結構響いていた(テレビでも音が拾われてると思う)。ものすごい脱力感のあるコールで、ブーイングよりもよっぽど選手の戦意をそぐと思ったよ……。彼には「幻聴じゃないの?」と言われたけど、それっぽいコールを聞いたって方がほかにもいらっしゃるし、本当は何て言ってたんだろう?

*1:闘莉王が上がった時にカバーに入る啓太に対して、闘莉王が「俺の嫁さんみたいなもの」とコメントした