2006FIFAワールドカップ 3位決定戦 ドイツ○3-1●ポルトガル(シュツットガルト)

うーむ、私の応援してるチームは負けちゃうんだろうか……orz でも、ドイツはベスト3入りおめでとう(嬉しくないか)。


シュバインシュタイガー大爆発。この人って加地を怪我させた選手だよね?とか、いかにも「ドイツの不良」じみた顔がやだ、とか厨っぽいことを書いてみても、ドリブルで切れ込んでの豪快ミドルで2得点+プティのオウンゴールを誘ったFKと、全得点に絡む活躍はお見事。嬉しさのあまりユニ脱いじゃってイエローもらってるのはご愛嬌。
バラックを休ませたドイツ。でも、カーンがキャプテンマークを巻いて登場した。ポルトガルフィーゴがベンチスタートで、パウレタがキャプテン。


立ち上がりはポルトガルペースだった気がするし、ポゼッションもポルトガルの方が上だった。でも、自在にパスを回しながら攻めるのだけど、手数が多くて、回してる間にドイツが守備を固めちゃってるような印象を受けた。クリスティアーノ・ロナウドのドリブル突破もワンパターンというか、突破→中に切れ込む→囲まれるor倒される→ファウルアピール→大抵無視されるwの繰り返しみたいな感じ。ポルトガルの攻撃にアクセントを加えているのは確かだけど、「ドリブルのためのドリブル」みたいに見える時もあるし。
そのC・ロナウドを見守る兄貴のようなフィーゴは、後半32分からの出場。ドイツ完勝ムードが漂っていた終了少し前、右サイドから入れた低く鋭いクロスに、ファーにいたヌーノ・ゴメス(彼も途中出場)が頭から飛び込んで、焼け石に水ポルトガルゴール。ヌーノ・ゴメスは残り時間の少ない中、チュッチュしすぎではw


ドイツの方は、ボールを奪ったら手数をかけずに一気に攻め込み、コースが空けば迷わずミドルを打つ。攻守の切り替えも速い。得点王候補のクローゼにボールを集めようとしてるのがよく判ったけど、残念ながらゴールを決めることなく途中交代。まぁその分、シュバインシュタイガーが2得点+αを決めてる訳だけど。
そして、この試合のみの出場だったカーンは落ち着き払ってて、ボールに触っただけですごい声援。コーチングの声もバカでかい。1対1をきっちり弾き出し、C・ロナウドの落ちるFKを、逆に行きながらもセーブする辺り、やっぱりすごいな〜と思った。せめてあと1試合分くらい観たかった。
それと、id:planet_blueさんがたびたび書いておられたので、最後の2-3試合は、クリンスマン監督の隣の渋い黒髪の人(ヨアヒム・ レヴコーチ)を注視してしまったw あー確かにおそろいの服装みたいに見えるねぇ、とか。


正直、途中で眠くなっちゃったりもしたけど、どっちもいいチームだったと思う。個人的にはフランスやイタリアより好きだ。何よりも、若手がきちんと選出されて活躍してるのはうらやましかったなぁ……