2006J1リーグ第13節 アルビレックス新潟○2-1●浦和レッズ(テレビ観戦)

まずは現地参戦組の皆様、本当に本当にお疲れさまでした。画面の向こうから聞こえてくる「アレ浦和」が、萎れかけていた気持ちを「まだまだ!」と奮い立たせてくれたのに。どうか気をつけて帰っていらしてください。


うーん……なんて言えばいいのか。
やっぱりレッズって、立ち上がりからガーッと攻めてドカンと先制点取ってさらに元気ハツラツ、みたいな展開じゃないとダメなのでは、と思った。試合後コメントで闘莉王が「試合の入り方は悪くない」と言ってたけど*1、えーっ、そうかなぁ?? 押されて及び腰になってるように見えたんだけどなぁ。
しかもアルビレックスの選手に比べると寄せの遅いこと。もっと動こうよ。せめて達也や啓太と同じくらいは。いるべきところに誰もいないうえ、パスミス続出であっさりとボールを失っちゃってたのはもう、トホホだった。
シトンもロビーもいないせいか、前線でためを作れる人がおらず、ボールが収まらないな〜とやきもきしていたのだけど、そもそも、シトンが離脱して全然タイプの違う達也が入ったのに、これまでと全く同じ戦い方をしてていいの?と疑問。達也が一番よく走り回り、しかもハイボールまで競ってるって……。
そして最後の方、アレと相馬を一緒にプレーさせるという ヤケクソ 斬新な采配があって、「相馬のポジションって何処だったんですかね」「空いてるスペースに入ってく感じ?」とか話してたのだけど、相馬の試合後コメントによると「ボランチに入れ」(!)と言われたんだそうな。しかも「やったことなかったので」って……そんなんでいいのかギド(たまにぶっつけ本番でやらせたりしてるけど)。相馬の「もう少し時間をくれればやれる自信はあります」という言葉は頼もしい限りだけど。
2失点とも、なんか力が抜けそうな感じだった。1失点目はホリの脚に当たってコースが変わっちゃって不運だったけど、2失点目はショートコーナーから、棒立ちの2人の間をスルーッとボールが抜けて……orz 6月の等々力でもそうだったけど、集中力を切らした隙を突かれてる風なのが気になる。
屁みたいな(失礼)失点に対して、ヤマのミドルシュートは美しかった! ゴールネットに豪快に突き刺さった瞬間、都内スポーツバーにいた全員が大絶叫したほどだった。(※追記:現地では誰も喜んでいなかったそうで……)
それ以外にも、バーを叩いちゃったアレックスの直接FKとか、枠を大きく外したけど啓太のミドルとか、惜しい場面が多かったのに勿体ない(涙)。相手GKのほっかも(北野)が当たってたってこともあるけど、決定機をきちんと決めないとどうにも。


愚痴愚痴書き連ねるのはこれくらいにして、達也、復帰おめでとう。あのDF陣の裏に抜けるドリブルを久々に観て、これだよ! この動きに飢えてたんだよ!と思った。復帰第1戦でいきなりスタメンってことで、今日は朝から何も手につかないほどドキドキしていたのだけど、不安な気持ちを忘れさせてくれるような動きだった。ということで、サイドバーの復帰祈願バナーを外しました。達也は不満だろうけど……せっかくの復帰試合を勝利で飾れなかったのは悔しい。
シトンやロビーは8月まで戻ってこられないのだし、次の等々力では、エースの達也を少しでも生かせるような戦い方をしてもらいたいなぁ。最初から黒部と2トップとかダメなんだろうか。3-5-2でいこうよギド。


今日ご一緒させていただいたaikさん(id:aik)、どうもありがとうございました。いろいろお話できてよかったです。

*1:ケータイサイト「オーレ!ニッポン」でのコメントより。後出の相馬のコメントも同。REDS PRESSのコメントでは、皆口を揃えて「入り方が悪かった」と言ってますな……