キリンチャレンジカップ2006 日本○2-0●トリニダード・トバゴ(テレビ観戦)

オシムジャパン初戦。レッズサポなら誰もがそう思っていそうな気がするけれど、こんなに楽しく代表の試合を観たのって初めて!


勿論、ギシ以外のレッズの6人が、揃ってスタメンに名を連ねてたからって理由が大きいのは言うまでもないw でも、Jで活躍してて、選ばれたことが納得できる選手たちがよく走り、連動した動きを見せ、前へ前へと向かう姿を観るのは本当に楽しかった。前監督の時の代表戦って、展開が遅いうえに必要以上に横パスやバックパスが多くて、観ててつまんなかったから(寝ちゃうことも多々あった)。
特に前半30分くらいまでは、今後の代表への夢が広がりんぐなサッカーをしてた。その後はちょっとまったりしちゃったり、後半は足が止まっちゃったりしてたけど、その辺はオシムの指導で改善していければ。
フォーメーションは4-4-2だったけど、実際は3バック、いや、父オシムがジェフでたまにやってた2バックでは?って感じだったように思う。


アレの2ゴールはすごく嬉しかった! 最大の武器・直接FKで1点、そのすぐ後、駒野のパスを受け、相手GKの頭上を大きく越えるふんわりとしたループシュートで2点目!!
ササナミさん(id:sasanami)も書いておられたけれど、相変わらず代表厨や他サポからは「なんでサントスが選ばれてるわけ?」「こいつが残るなんて信じられねー」などと不当に叩かれてたので、今日の2ゴールは「アレイラネ厨の奴ら、ZAKZAKの久保、今の見たかってんだよコノヤロー!」と叫びたくなった。
前めのポジションで球離れがよく、シンプルにプレーするアレは最強だと思うけど、状況に応じて中に入ったり右サイドにまで行ったりと自在にポジションチェンジする姿に、リーグ戦で相馬と併用された時への期待がムクムクと。腸炎で体調を崩してたとは思えない鉄人ぶりだったし。前監督と違って、ちゃんと適正ポジションで使ってもらえてよかったねぇ、アレ。
啓太はいつも通りの獅子奮迅な啓太で、走りまくってピンチの芽を摘み、DFラインに下がっては相手の攻撃を食い止めていた。ビシッとスライディングが決まった瞬間、ニヤけてしまったよ(青いユニなんだもん!)。でも松木、啓太には別に「怪我から復帰」なんてストーリーはないぞ。達也や山瀬とごっちゃにしないように。


あと、板前カットな長谷部と山瀬のパス交換とか、長谷部→達也→山瀬の流れ(やや曖昧)には、もう脳汁がドバドバ出まくった。やっぱたまらなくいいわ〜、この3人の絡み。もう二度と観られないと思ってたけど、こうして代表で再演されるとは(感涙)。あとはエm(ry
エースナンバーを背負った達也も、いつも通りの達也だと感じたけど、あれは決めて欲しかったなぁ。寿人投入で途中交代?と思ったら、替えられたのは我那覇。坂田投入で今度こそ……と思ったら、替えられたのはアレ*1で、結局フル出場。オシムの信頼度は高いと見ていいのかな?
闘莉王の高さと強さはやっぱり頼もしいし、機を見て上がってる印象だった。坪井は後ろから引っ掛けられてて(でも脚を攣ったの?)、怪我がすごく心配。ギシは残念ながら出番がなかったけど、代表バージョンの黄ユニを着てる姿に興奮。


今回、これだけ多くの選手が呼ばれたのは、少ない期間でチームを形成するためにレッズの骨組みをベースにしたからだってことをオシムが名言してた。やっぱそうだよなぁ……。今後はオシム・チルドレンのジェフ、ガンバ、その他のチームの選手が加わることになるはずで、今日のレッズ7人衆から誰かが外れてしまう可能性があるのかもしれない。でも、7人には努力を重ねて代表選手の座を譲らないで欲しいと願うし、オシムの指導の結果をチームに持ち帰って、代表以外の選手にもいい影響を与えて欲しいな〜と思う。


それと核澤、おんなじことを何度も何度も何度も繰り返さないでいいから。ボールを持ってるのが誰なのかをちゃんと伝えてくれよ。名前が判んないのかもしれないけど、プロなんだからきちんと覚えとけ。達也と寿人を間違えるわ、相手はトリニダード・トバゴのはずなのに「パラグアイ」とか言うわ、相変わらずだなほんとに(怒)。こっちの方は、今後に全然期待が持てない内容だったのが残念。


(※追記)坪井、やっぱりオーストラリア戦の時みたいに脚のいろんな部位が攣っちゃってたそうで……。「コンディションはむしろ良い方で兆候はなかったのに、代表病ですかね。自分でもどうしたらいいのか判らない」というコメントがちょっと心配だったりする。精神的なものからきた症状ってことなんだろうか。

*1:最初は達也を交代させそうで、ボードに「10」と表示されてた