2006J1リーグ第20節 セレッソ大阪●1-2○浦和レッズ(テレビ観戦)

朝、田町駅のホームに立っていたら、目の前を通過していった新幹線にレッズサポが何人も乗っているのが見えた。「今日はよろしくお願いします」と念飛ばし。その方々含め、現地参戦組の方々、本当にお疲れさまでした。
都内のスポーツバーで観戦。いつも行くところでの放映がなくて、別の店に行った。でも去年、そこでセレッソ戦を観たらあの負け方だったので、正直嫌だった。さらに、同時に瓦斯vs清水戦をやっているという微妙な環境。大きいスクリーンはそっちに取られてたしorz もう1軒くらい開拓しないとダメかも。


去年惨敗した長居で、なんとか勝ててホッとした。現地組のK嬢からのメールに「皆もうギリギリって感じだった。2-3週間休ませてあげたいよ」とあったけど、選手たちの動きを観ていて、絞りきって水の出なくなった雑巾を無理矢理絞ってるみたいな感じがした。動きたくても身体がついていかなくて、変なミスを連発するというか。後半の後半、啓太が敵にあっさりパスしてしまい(スローインだっけ?)、苦笑してる顔が抜かれてたけど、スポーツバーのレッズサポ一同も思わず苦笑。そういう状態で勝ち点3を取れたことは、本当によかったと思う。
でも後半、相手が1人少ない状態で猛攻を仕掛けられ、失点しちゃってたのはちょっと……。藤本の豪快なミドルは敵ながらすごかったけど、残り3+α分間、なんとか凌ぎ切って欲しかった。前半の攻勢の時、何度かあった決定機を決められていればよかったのになぁ。後半になって名波が出てくる前&足が止まっちゃう前に。
序盤はセレッソペースで、去年の長居を思い出して不安になったけれど、いつしかレッズペースに。アレと伸二の、セレッソDF陣の隙間を縫ってのワンツーから、達也が潰れてホリが決めた先制点はお見事! 久々のホリのゴールは嬉しかったけど、周りの人たちは「なんでホリはあそこにいたんだろ?」と言ってた。私も同じことを思ったw
セレッソのプレスがゆるゆるだったからか、それ以外にも伸二がふかしちゃったシュート(悔しそうにポストを蹴ってた)など、チャンスは沢山あったものの決められず。


苦しい戦いになりそうな予感が漂う後半。大久保がホリに後ろからつっかけてエルボーを喰らわせ、一発レッドでサヨウナラ。あれまあ……一昨年の長居*1を思い出したよ。そしてアレのCKから、達也がシュートを打つもバーに弾かれ、こぼれ球を永井がヘッドで叩き込んで追加点。永井、よくやった!! 最後のあれも決めて欲しかったけど。
ここでパッタリとレッズ選手の足が止まってしまい、以降はヒヤヒヤしっぱなし。そんな中、一人気を吐いていたのはギシ。古橋が詰めようとしたボールをブロック、ブルーノ・クアドロスのシュートを片手1本で弾き出し、西澤のヘッド(←うろ覚え)もセーブと神プレー連発。アルビサポの方々に続いてセレサポの方々にも、ギシの反応のよさ、代表に選ばれるにふさわしいプレーの持ち主であることを認識していただけたのではないかと思う(キックは置いといて)。ギシありがとう、ありがとうギシ。
そして、すごく心配なのが伸二。前半に左足首を削られ、後半に右足を削られ、×を出されて担架で運ばれて行ってしまった。
この疲弊しきった状態で、中3日でトリニータを相手にするのかと思うと……(震)。どうせメンバーは変わらないんだろうけど、なんとか乗り切って欲しい。


名波は怖かった。正確なCKを蹴るし、上記の危ないシュートには全部名波が絡んでいたような……。ボトルの水を盛大に撒いてサポを煽ったりもしてた。モリシと一緒に出てたらもっと怖かっただろうなぁ。セレッソは少なくとも、最下位からは脱出できそうな気はする。

*1:啓太にエルボーを喰らわせて退場