2006J1リーグ第21節 大分トリニータ○2-1●浦和レッズ(テレビ観戦)

まずは湿度90%の九石ドームで戦った現地組の皆様、本当にお疲れさまでした。
選手もお疲れさま。内容的にはひどかったけれど、特に後半は何とかしようという意地は感じたし、ちょっと選手を責める気にはなれないなぁ。甘いだろうか。勿論、「選手は全然悪くない」とまでは思わないけど。
この連戦、相手の決定力のなさや個人技で何とか勝ったり引き分けに持ち込んだりしてきたけれど、そのツケが一気に噴出した感じがした。トリニータ相手に、恐れていた通りの結果になってしまったというか……。


「ギドの采配に文句を言っても仕方がない、切り替えろ」「どんな状況になっても応援し続けるしかないだろ」って人もいるだろう。でも、たとえ地獄を見る羽目になってもレッズを応援し続ける、選手を後押しし続けるというのは至極あたりまえのことであって、わざわざ宣言するまでもない。って書いてるけど。
セレッソ戦、今回と連続して現地参戦できてないのが非常に情けないけど……)。
個人的には、モヤモヤしてるものは吐き出さないと切り替えられないタイプなので。




それにしても前半、トリニータのシュート13本に対してレッズ0本って……。トリニータの厳しいプレスに手も足も出ず、得点の匂いが全くしなかった(涙)。
松橋のパスを、ゴール前での混戦から高松に押し込まれて1失点。後半、前がかりになったところを高橋に決められて2失点。特に2失点目は、啓太が痛んで1人少なくなってる隙のことで、ここ3戦連続そういう形で失点してるので、がっくりきてしまった。
シトンがドリブルで持ち込み、力技で1点返してくれたけど、それ以上点を重ねることはできなかった。というか、ギドが言うような「引き分けてもおかしくない展開」というより、「4-1でボロ負けしてもおかしくない展開」だったのではないかと。
岡野か永井をもうちょっと早く入れて欲しかった。あと、長谷部はセレッソ戦辺りから復調しつつある? 一時期影を潜めてた、ドリブルで打開しようとする姿に頼もしさを感じた。


疲労の極限で動けない選手たち。連係のかけらもないチーム。やはりこうなった原因は、代表組7人をずーーーーーーーーーっと使い続け、この連戦中、基本的なスタメンを全く替えようとしなかったギドの采配によるものが大きいんじゃないかと個人的には思う。
ギドのバカタレ。何が「メンバーも替えられなかった」(↓昨日のエントリ参照)だよ。何故替えられないの? 明らかに疲労で動けない選手、腰を押さえてる選手がいるんだから、替えろっつーんだよ。こういう時こそ元気な控え、将来ある若手の選手を使おうとしないで、一体何のための選手層なのか。
ギドが、相手によってサッカーを変えないタイプの監督であることは百も承知だけど、それにも程があるというか(裏返せば無策ってことなんじゃないかって気もする)。少しは相手を研究して、対策を取ってくれよぅ。以前の瓦斯戦とか、3月のマリノス戦ではやってたじゃん。
組織的で、運動量豊富で、選手層は薄いものの若手が活躍してて、監督がきっちり対策を練るトリニータが相手だけに、余計その落差を感じてしまった。
で、試合後コメントでは相手にフェアプレー精神が欠けてるだの何だの言ってて、さらにがっくり。そういう問題じゃないだろ。啓太は「もう過ぎたことなので」「相手の方が一瞬の隙を逃さないところがあったということ」と冷静にコメントしてるというのに。


とにかく、ギドやスタッフにはチームの立て直しを強く望む(別に解任しろって思ってる訳じゃないからね)。特にギドには、選手のコンディションを見極めて、状況によってはスタメンを一新するくらいの勇気を持って欲しい。
とりあえずアルディージャ戦に間に合わせるよう、ゲーフラの材料買ってきます(試合結果に関係なく作るつもりでいたけど)。