五浦ハム焼きに感激

今回の鹿島行きでもっとも楽しみにしてたのが、普段アウェイゴール裏参戦ゆえ隔離されていて食せない、鹿島ご自慢のスタジアムグルメの数々。
中でも最大の目的は、「美味しい!」と評判で、ずっと食べてみたいと恋焦がれていた五浦ハムのハム焼き。スタジアム内の出店位置をメモってたんだけど、スタジアムの外にもテントがあった! 見つけた途端大興奮。

炭火で焼いており、肉の焦げる匂いと煙が辺りに充満してて食欲をそそる(去年カシマに行った時も、試合中にこの匂いがゴール裏まで漂ってきた時があった)。

リーグ戦の時は長蛇の列で1時間待ちだったりするそうだけど、キックオフ2時間前頃はあまり並んでおらず、すぐに買えた。予想外の大きさにびっくり。ひじから手首の先くらいまであるジャンボサイズで、30cm近くあるんじゃないだろうか。これで400円って安い!
 ←なんかシュールな構図になってしまった

焼きたてを頬張ると、肉汁がジュワッとしみ出してきて美味! 肉厚のハムは香ばしく焼けており、歯ごたえも充分。ちょっと脂っこく塩気が強めなので、ビールによく合いそう。私は飲めないので、これをおかずに白いごはんを食べたくなった。
1本でも相当食べでがあるのだけど、気に入ったものは大量に食べる習性がある私は、すぐに2本目を買いに走った。彼は「ちょっとしょっぱいなぁ。俺は1本でいいや」と言っていた。普通の女子なら、1本でかなりお腹いっぱいになるんじゃないかと思う。あと、すごく喉が渇くかも。

五浦ハムではハム焼き以外にも、長〜いソーセージをはさんだ「豚ドッグ」や、常陸牛の串焼きなんかも売っていた。こちらもなかなか美味しそうだった。


スタジアム内に入ると、コンコースはまさに食の宝庫。各店が味を競う名物のもつ煮(もともとあまり好きではないので食べず)、牛串に豚串、いか焼き、ステーキ丼、自然薯を使った麦とろ丼、キムかつサンドetcetc. 埼スタも比較的食は充実してると思うけど、やっぱり業者っぽさは否めないし、鹿島の方が手作り感があって値段も安い。これは素直にうらやましいなぁ。それにスタジアムで蒸しウニを売ってるとこなんて、鹿島以外ないと思うよ。
ハム焼き以外に狙っていたのがけんちんうどんで、これもいくつかの店で売られていたので、「満寿屋」のものを食べてみた。ここは「蛤カレー」が人気らしく、すでに売り切れてた。

1杯500円で、これまたボリューム充分。里芋、しいたけ、油揚げ、にんじん、大根、青菜、ちくわ、こんにゃくと具がたっぷりで、帰省してかーちゃんお手製の料理を食べてるかのような素朴さ&手作り感が嬉しい。おつゆはかなり甘めで、具の甘みが溶け出してたのかもしれないけど、ちょっと個人的には甘すぎかな……。
真夏にけんちんうどんなんて食べられるのか、と思ってたけど、コンコースは海からの風が結構強く、涼しかったので大丈夫だった。ただ、ハム焼き2本を食べた後なので、ちょっと食べただけで気持ち悪いほど満腹になってしまい、食べきるのに苦労した。おそらく、普段スタジアムグルメを食べつけてるアントラーズサポには「それは食いすぎ」と言われるのでは、と思う。
でもそれ以外にもまだ食べた。

鉄板で焼いてたイイダコ焼き。これも結構行列ができてた。プリプリしてて、味付けは割と薄め。「海水で味付けしました」と言われたら信じてしまうような感じ。満腹でなければもっと美味しく食べられただろうなぁ。

「今日を逃すともう機会が!」と食べ過ぎて、夜中までずっと満腹状態だった(苦笑)。よかったら、アウェイ側にももっとスタジアムグルメを増やしてください。アウェイゴール裏に詰め掛けるレッズサポがものすごくお金を落とすであろうことは保証します。