東川口「麺匠むさし坊 東川口店」の白湯冷やし麺(夏季限定)

5月に行って以来(id:RINRIN:20060525#p1)お気に入りの「麺匠むさし坊 東川口店」。埼スタでの試合後は、店内で食べてる人&外で並んでる人全員がレッズサポだったりして、御用達状態。有名なお店だったのね……5月までその存在を全く知らなかったことを悔やむなー。


先日、貼り紙の説明に惹かれて、夏季限定の「白湯冷やし麺」(900円)を食べてみた。

埼玉産小麦100%の粉で打った「たて切り麺」を、とろりとした冷たい鶏の白湯に浸してある。写真では判りにくいけど、白湯がところどころ緑色になっているので何かと思ったら、グレープシードオイルを垂らしてあるんだそう。麺の上にはズッキーニ?瓜?の薄切りと、アルファルファみたいな食感の謎の野菜が。
つけダレは塩と酢橘(すだち)、醤油とライム、味噌とレモンの3種のうち2種を選べるようになっている。迷った末「塩と醤油」でお願いしたら、店員さん曰く「召し上がるのは初めてですか? うちとしては味噌が超おすすめなんで、最初は是非味噌で」とのこと。そういうことならと「味噌と塩」をオーダー。塩は結構味がしっかりついていて、醤油はさっぱり系なんだそう。

具と薬味はこんな風に別盛りで。内訳は蒸し鶏、青菜、ねぎ、みょうが、芽紫蘇、塩ダレ用のすだち、味噌ダレ用のレモン。これらを適宜投入して食べてくださいね、という趣向。みょうがは嫌いなので使わなかった。
さらに、味噌ダレ用としてスモーク風味のタバスコ、塩ダレ用としてハラペーニョタバスコ(緑色のやつ)もついてくる。辛いのが好きならこちらもどーぞ、という感じらしい。瓦斯戦の後久々に行った時、カウンターでタバスコが売られてて「???」と思ったのだけど、これだったのかー。スモーク風味のタバスコなんて初めて知ったよ。


麺は平打ちでもちもちとした食感。まず柑橘類を入れずに食べてみたら、味噌はゴマ風味がきいていてやや甘め、なるほど、冷たい味噌ダレってこんな感じなのね。透き通った塩は、塩らー麺と同じスープがベースなのかな?と思わせる、あっさりとした魚介風味。どちらのタレも、白湯が絡んだ麺をつけて食べることを考慮して作られてるっぽい(そのまま飲んでみると濃い。あたりまえか)。
次に、それぞれのタレに柑橘類を絞り込んでから食べてみると、レモンの酸味が加わった味噌は、ゴマダレの冷やし中華に味が近くなる感じ。それに対して塩は、元のタレの味をしっかりと残しつつ、すだちでさらにさっぱりとした味わいに。ハラペーニョタバスコも、塩味のあっさりスープにこれほど合うとは思わなかった。
麺が浸っている白湯は、味がついていないのだけど、麺を食べ終えた後のタレを白湯で割って飲むと美味だった。
どちらも美味しいけれど、ここの塩らー麺が大好物の私は、やっぱり塩の方が圧倒的に好き。ただし蒸し鶏は味噌の方が合う感じ。醤油も是非食べてみたいけど、次に行く時までやってるかな……。